SNOW DROP (5) 【名探偵コナン/警察学校組】

あとがき ページ30

SNOW DROPをお読み頂き、誠にありがとうございました。

そして、
つたない作品にも関わらず、評価までして頂きありがとうございました。
お読み頂けるだけでもありがたいのに、嬉しい限りです。

(5)については、頂いた評価から、
皆様がどんな展開を期待されていたのかを想像する、という貴重な体験をさせて頂きました駄作者です。
ご不満だった方々も多かったと思います。ご期待に沿えず申し訳ありません。

何はともあれ、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。


続編執筆を考えると、
やはり、生存ルートを歩む降谷落ちにしたかった訳で、
そして、何となく降谷と景光のバトルというところは上手く描けませんでした…
途中、景光との関係をかなり悩みました作者です。

相手のことを考えて勝手に葛藤して、
消化するというやや不本意な形でしたね…
互いに、明確に感情を認識している訳ではないという状況だったのもありますが、
主人公の性格を考えて、そういう場面を入れるのは…、うーん…と悩みつつ。
…すみません。

そしてそして、何事もパーフェクトな降谷の不器用さ全開の作品となり、
これまた失礼いたしました。

数年後には、女性にさらりとキザなセリフを吐く人物 (を演じること)になるとはいえ、
堅すぎる優等生ならではの葛藤はやはりあるんじゃないかと…、そういう考えのもとでした。
それだけ本気なんだろうがって、降谷が松田に悪態つかれそうな場面ですが。

降谷が、好きだ、とか言ってる場面、想像出来なかったんですよね…
そして、言われて顔を赤くして恥じらうような、主人公の姿も同じく。
描いてて、不器用な優等生すぎて、小学生かよって言いたくなるような…、それでも結構楽しかったんですが。

いろいろ手をつけさせて頂いている状態でお恥ずかしい限りですが、
警察学校時代を描くのがこんなに楽しいとは…、と勝手に満足していた作者でした。

そして、今回は作品内での時間制限があり、“卒業式”までという区切りで進めたところ、
全く意図していなかったとはいえ、
またも(5)で本編が終わるという…。
何でしょうね。私の妄想の範囲に自然なリミットがあるんでしょうね。きっと。

という単なる独り言でした。

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