【妖怪ウォッチ】昔々の妖怪が恋をしていたとさ。 (ページ6)

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昔々の妖怪が抱き合った。ページ6

「ねえ…なんで私が今のホラを見たり触ることができると思う？」

ホラの頬をむにゅと両手でつまむ
すごく柔らかくてあのときのお団子みたい。

「あーた…もしかして…」

「私ねっ…ホラがいなくなって寂しかった。辛かった。苦しかった…あのときねホラが言ってくれた。『人への思いが強ければ妖怪になれる』って『間違いじゃねぇ』って」

ホラの頬をつまんだ手ぎゅっとホラを抱きしめる

「なったんだ。『妖怪』に『妖怪舞桜姫』に」

「私の言葉信じてたんですか…あんな。シッタカブリを」

「うん」

…ちゅ…

ホラは私の唇に重ね合わせてきた

「…ホラ…?」

「そんなことを言ってくれたのはあなたが初めてです。」

「ホラっ…大好き…!!」

更にぎゅっと抱きしめる

「A…私も大好きです。」

ホラもぎゅっと抱きしめ返してくれた。

「ねぇ…大道の方でホラのこと呼んでるよ」

「三成様です。Aも来てくれます?」

「うん!行く!」