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利央「で、最近どうなの?順調?」
『まぁ、いい感じだと思う…』
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平日のお昼に親友の利央とカフェでお茶をしてる
大輝くんと付き合ってることを知ってる唯一の友達だ
もちろん、同棲してることも知ってる
結局あの後大輝くんが仕事に行くギリギリの時間まで2人で愛し合った
朝から、なんて思うけど幸せだったことには変わらない
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利央「でもびっくりしたよ、まさか同棲するなんて…ほら、夏樹って家事全然できなかったじゃん?」
『…その節はご指導していただきありがとうございました』
利央「いえいえ、でも幸せそうで良かったよ」
『うん、幸せかな…////』
利央「いいなぁ、大輝さんが彼氏だって一度でいいから言ってみたい…」
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実は利央はDa-iCEの大ファン
中でも大輝くんは一番好きらしく
大輝くんと付き合うことになったと告げた時は
びっくりしてたけどすごく喜んでくれた
私よりファン歴の長い利央でも
やっぱりそれは…
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『…大輝くんは、私の彼氏なのでダメです』
利央「わかってるよ〜いいなぁ、私も彼氏ほしい」
『職場に気になってる人いないの?』
利央「うーん、職場以外で気になってる人はいるけど…」
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利央の仕事はパティシエだから
かっこいい人はいると思うんだけど…
実際会ったこともあるがイケメンと呼べる人は結構いた気がする
その人たち以外に気になる人って…
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「どんな人なの?私の知ってる人?』
利央「うん、すっごく知ってる人だよ」
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私がすごく知ってる人、となると…
もしかして、大輝くんとか?
いや、でも大輝くんの彼女は私だし
そもそも私って大輝くんに釣り合ってるんだろうか
利央は美人だしスタイルも良い
それに比べて私は…
・
利央「一応言っとくけど大輝さんではないよ」
『え、違うの!?』
利央「当たり前じゃん、なんでそう考えるのよ笑」
『ファン心から恋心に変わるのかなって思ったんだもん…大輝くんじゃないとすると、誰だろう…』
利央「もう言っちゃうね…私が今気になってる人は……」
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聞き慣れた名前を聞いて
私は驚きと動揺を隠せなかった
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作者名:ちぃ | 作成日時:2019年6月9日 0時