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やぶサイド
うーん…どうしたものか
前やった時は、すんなり出来てたのにな
こんなに泣かれちゃ、無理にやるのも気が進まない
宏「じゃあさ、聴診やってみる？」
興味持ってくれるか分からないけど、一か八かで言ってみた
自分でやったら何でもない事だって分かってくれるかなと思ってね
涼「え…？」
宏「ほら、遠慮しなくていいから笑」
起き上がらせてから、持っていた聴診器を山田の耳にはめて、聴診器を持たせた
宏「あ、いいね！医者役とか似合いそう」
涼「…ほんと？」
お、ノッてきた
宏「うん、絶対似合う。ここに当ててみ？」
聴診器を山田の心臓のあたりに当てた
涼「おぉー、ドクドク聞こえる！」
良い反応(笑)
もっと教えて！って言って肺とかお腹の音をあちこち聴きまくってる
宏「どう？すごいでしょ」
涼「うん、すごい！面白いね」
俺は聴診器で遊ぶ山田見てる方が面白いよ笑
宏「山田ばっかり聴いてないでさ、俺にも聴かせてよ」
涼「ん？いいよ。はい」
自分の耳にはめてたのを俺の耳にはめてくれた
宏「どれどれ…どんな音だー？」
雰囲気を壊さないように明るく言ったつもりだったけど、結構わざとらしくなっちゃった笑
山田も苦笑いだし…笑
宏「はい、オッケー」
無事に聴診終了！
山田もさっきと変わらずでホッとする
宏「次のもさっさと終わらせて早く帰ろっか。はいゴローン笑」
山田に何か言われる前に寝かせた
涼「ねぇ…痛い…よね…」
さっきとは違う、ちょっと低めの声で言う山田
宏「大丈夫だよ。最初ちょっとチクってするだけで後は痛くないから」
涼「そっか…」
それっきり言葉を発しない山田
待たせても不安になるだけだからパパっと駆血帯を巻き、消毒まで済ませた
宏「はい、じゃあチクっとしま〜す」
涼「んっ…泣」
狙った血管にサッと針を刺した瞬間、ポロっと涙が零れた
涼「ん〜…もーやだぁ泣」
宏「もうちょっとだから我慢して？こらこら、腕は引っ込めないよー」
本当に後少しで溜まるんだけど、片手で抑えてるのに腕引っ込めようとしてて結構大変(笑)
涼「うぅ…ﾋｸｯ…ﾋｸｯ…泣」
めっちゃ泣いちゃってるし
宏「もうちょっと…はい終わり〜」
針を抜いて1分くらい待ってから起き上がらせた
山田は終わっても泣きっぱなしだけど笑
宏「もう、泣かないの笑」
その後は、涙を拭いてあげて家まで送った
帰りは、痛かったって散々文句言われたけどね笑
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やぶひかJUMPLove - 部活終わりに更新されていて思わず飛び跳ねてしまいました！作者さん大好きです！これからもお体に気をつけて更新頑張ってください応援してます(^-^) (2018年6月17日 16時) (
レス) id: f206bce457 (このIDを非表示/違反報告)
やぶひかJUMPLove - 久しぶりの更新ありがとうございます！すごく憧れの存在です！遠い存在に感じます。これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2018年6月11日 0時) (レス) id: f206bce457 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - テルさんお久しぶりです！やぶひかのお話完結しましたね、ありがとうございます(^-^)今回のお話も最初から最後まで楽しく読ませていただきました(*^-^*)次のお話も楽しみにしてます＼(^o^)／ (2018年1月14日 11時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
手越 優(プロフ) - 続きが読みたいのでパスワード教えてください！ (2018年1月6日 23時) (レス) id: 50bc38947d (このIDを非表示/違反報告)
優花 - 続きみたいのでパスワード教えてほしいです (2018年1月4日 21時) (レス) id: 2dbeb5b7aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テル | 作成日時：2017年4月30日 3時
