20大貴の隠しごと ページ27
だいきサイド
「はぁ…」
JUMPのレギュラー番組での収録中、こっそり熱のこもった息を吐き出す
早く帰って寝たいな…
実は今、かなり身体がだるい
理由は単純。熱があるから
怖くて測ってないから正確には分かんないんだけど…
まあ、気合いで乗り切れるかなってレベルだと思ってる
涼「有岡さん今日全然喋ってないですけど。風邪でも引きました？笑」
急に話振って来た山田に一瞬フリーズ
大「しゃ、喋ってるよ！元気だわ！」
慌てて身を乗り出して山田に言い返した
びっくりしたー…
偶然だろうけど、山田が鋭いとこついてきて咄嗟に言葉が出てこなかったよ…
その後も何度か訪れたピンチを気合いで乗り切って(笑)、その日の収録は無事終わった
…と思ったのは俺だけだった
伊「大ちゃん、具合悪いでしょ」
収録終わり、楽屋で帰る準備をしてたら突然いのちゃんにそう言われた
痛いとこ突いてきたいのちゃんに、また言葉が詰まる
大「ぃや、何で？大丈夫だって」
伊「何でって…」
そう言うのと同時に、いのちゃんの手が俺のおでこに触れる
その動きがあまりにも自然で情けないことに避けるのを忘れてしまった
伊「熱あるから。これ結構あるよ」
自分のおでこと比較するいのちゃん
バレちゃった…どうしよ…
大「あ…えっと…大丈夫。こんなの寝たらすぐ治るよ！」
この際、とっとと認めて早く帰ろう
そう思ったのに、いのちゃんは俺が一番知られたくなかった人物に声を掛けてしまった
伊「やぶ〜！大ちゃん熱ある〜」
楽屋全体に響くくらいの声で言ったもんだから、その場にいたメンバー皆が一斉にこっちを見た
あぁもう…終わった
この時ばかりは、いのちゃんが悪魔に見えたよ…
涼「やっぱり。そんなことだと思ったよ」
一瞬シーンとしてから最初に山田が口を開いた
それを皮切りに、皆が口々に「やっぱり」とか「俺も思ってた」とか言いだした
何だ…皆にもバレてたのかよ…
薮「だーいーちゃんっ。何で隠してたの？」
いつの間に側に来ていたのか、妙なテンションの薮ちゃんが俺を見てニコニコ笑う
何かその笑顔、不気味で怖い…
俺は、なんて言ったら良いのか分からず、薮ちゃんから顔をそらした
薮「ん？俺らに言うの嫌だった？」
大「ちがっ…」
ちがう。けど…言っていいのかな
薮「大丈夫。皆には内緒にするから、言ってごらん？」
気がつくと、楽屋に残っているのは俺と薮ちゃんだけだった
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やぶひかJUMPLove - 部活終わりに更新されていて思わず飛び跳ねてしまいました！作者さん大好きです！これからもお体に気をつけて更新頑張ってください応援してます(^-^) (2018年6月17日 16時) (
レス) id: f206bce457 (このIDを非表示/違反報告)
やぶひかJUMPLove - 久しぶりの更新ありがとうございます！すごく憧れの存在です！遠い存在に感じます。これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2018年6月11日 0時) (レス) id: f206bce457 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - テルさんお久しぶりです！やぶひかのお話完結しましたね、ありがとうございます(^-^)今回のお話も最初から最後まで楽しく読ませていただきました(*^-^*)次のお話も楽しみにしてます＼(^o^)／ (2018年1月14日 11時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
手越 優(プロフ) - 続きが読みたいのでパスワード教えてください！ (2018年1月6日 23時) (レス) id: 50bc38947d (このIDを非表示/違反報告)
優花 - 続きみたいのでパスワード教えてほしいです (2018年1月4日 21時) (レス) id: 2dbeb5b7aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テル | 作成日時：2017年4月30日 3時
