9 続き(6) ページ15
知念が“いっぱい飲んだ”なんて言うからドキッとしたけど、想像していたような量じゃなくて安心した
いや、本当はダメだけど
今回はそんなに強い薬じゃないし…
それでも、確信を持ちたいなっと思って念のため診察することにした
そしたら薮ちゃん…って今にも不安に押し潰されそうな声の涼介に呼ばれて…
そんな涼介を見て、ちょっと反省
度々周りを置いていっちゃうところ、そろそろ直さないとな…って
涼「で、俺は知念の手握ってればいいのね?」
納得してくれたらしい涼介がベッドに座っている知念の隣に座って手をぎゅっと握る
右手は火傷のとこに触れないように手首を掴んでてカンペキ笑
宏「うん、よろしく〜」
後ろに手を伸ばして背中を聴診する
ついでに服を捲りあげて発疹が出てないかも確認
侑「なにっ…」
宏「ちょっとお腹見せて?」
侑「んんっ…」
ちょこちょこ抵抗してくるものの、涼介と手を繋いだおかげか大人しくて、超スピーディー笑
こんなに大人しくなるなんて…
これから知念の時は涼介必須だな笑
宏「ん、オッケー。これで最後。お口開けて〜」
机の上に置いてあった舌圧子とペンライトを取って知念の口元へと持っていく
小さく開けられた口を隙間からどうにかのぞき込んだ
宏「はい、終わり〜。大丈夫だね。でも、もし少しでも変だなって思ったらすぐに言ってな。いつでもいいから」
侑「はぁーい…」
素直でよろしい笑
不服そうなのは目を瞑ろう笑
宏「よしっ、じゃあお薬塗って包帯したら終わりね。涼介はそのまま手捕まえといて笑」
と言いながら薬を取り出す
ぱぱっとやった方が知念も精神的に楽だろうしね
涼介も俺のペースに付いてきてくれるし、昨日よりはやりやすい
侑「ったい!…やだっ…泣」
ま、知念は早くも泣いちゃったけど…笑
宏「ごめんな。これちゃんと塗らないとまたガーゼくっついちゃうから」
たっぷりと塗り残しがないように塗っていく
大粒の涙を流す知念は可哀想でならないけど、こればっかりはね…
侑「うぅっ…ヒック…やっ…泣」
涼「痛いなぁ…頑張れ…」
さすがの涼介もここでは効果なし
顔を背けて手を振り払おうと必死になってる
宏「もう終わるからな〜」
とにかく声をかけながら手早く進める
宏「はい、もう痛いのおしまい。頑張った頑張った」
と言いながらガーゼを貼って包帯を巻く
これ毎日やらないとなんだけど…
知念、頑張ってくれるかな?笑
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やぶひかJUMPLove - 部活終わりに更新されていて思わず飛び跳ねてしまいました!作者さん大好きです!これからもお体に気をつけて更新頑張ってください応援してます(^-^) (2018年6月17日 16時) (レス) id: f206bce457 (このIDを非表示/違反報告)
やぶひかJUMPLove - 久しぶりの更新ありがとうございます!すごく憧れの存在です!遠い存在に感じます。これからも更新頑張ってください!応援してます! (2018年6月11日 0時) (レス) id: f206bce457 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - テルさんお久しぶりです!やぶひかのお話完結しましたね、ありがとうございます(^-^)今回のお話も最初から最後まで楽しく読ませていただきました(*^-^*)次のお話も楽しみにしてます\(^o^)/ (2018年1月14日 11時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
手越 優(プロフ) - 続きが読みたいのでパスワード教えてください! (2018年1月6日 23時) (レス) id: 50bc38947d (このIDを非表示/違反報告)
優花 - 続きみたいのでパスワード教えてほしいです (2018年1月4日 21時) (レス) id: 2dbeb5b7aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:テル | 作成日時:2017年4月30日 3時