変化はいつも突然。 ページ19
可愛かったんだ。
ただひたすら可愛かった。
可愛さの中から垣間見える“男”の部分がまたたまんないのよ〜。
最中に一生懸命さ、“好きです”なんて言ってくるもんだから、いっぱいいじめちゃったよ。
「は〜」
幸せのあまりに出るため息。
は〜、もうこんな幸せでいいのかな。
「お前、仕事中ってわかってるよな？」
なんかうるさいのが来たけど、幸せすぎて今はどうでもいいかな〜。
「可愛いって罪ですよね」
なんて意味不明なこと言う始末。
だって、あの可愛さ…。
絶対誰にも見せたくない。
やったからなおさら可愛く思えちゃうのかもしれない。
フィルターかかっちゃったな。
一生抜け出せなさそう。
捨てられたらもう生きていけないかもしれない。
「意味わかんねー。
今日、会議あるからな」
イ・ボムソクが机の上に何かおくけれど、私は一切気にも留めなかった。
「防弾少年団？BTS？え？」
「だから、昨日説明しただろう。お前聞いてなかったかもしれないけど」
はい。聞いてませんでした。
お偉いさんもまじえた会議に、私はイ・ボムソクに遠慮なく疑問をぶつけてしまった。
強そうな名前だな。
あれ？デジャブ感あるけどなんだっけ。
「BTSとのコラボです。明日の午前１０時に彼らも含めたミーティングがあります」
ふーん。
アイドルとの仕事は初めてだけど、ちゃんと真面目にしてくれるなら文句は言わない。
原作者さんには実写化の許可をもう取っているみたいで(その前になぜ担当の私に話が来なかったのかは謎)、
あとは、お互いの案などを出して、それを実行に移す。
原作者さんは実写化にはなるべく口は出さないと言っていて、やはり心の広い人物だと改めて思った。
もしくは、それだけBTSというグループを信頼しているのか。
こっちで話を進めるにしても、まず最初にBTSについて調べなければいけない。
会議後、早速彼らについて知ろうと意気込んでいたらイ・ボムソクに呼び出された。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 785人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Haylee :D(プロフ) - のん民さん» のん民さん、ありがとうございます！軽く号泣してます嬉しすぎて(TT)どうしようか迷った末にあのように終わらせました。一番綺麗でしっくりきたので笑こちらこそ読んでくださりありがとうございます！評価もありがとうございます(TT)これからも宜しくお願います！ (2018年5月31日 0時) (
レス) id: 0356daf5fa (このIDを非表示/違反報告)
のん民(プロフ) - PS.評価を押させていただきました。ぴったり200票目でした(笑) (2018年5月30日 3時) (レス) id: 4b35232376 (このIDを非表示/違反報告)
のん民(プロフ) - なんだかとても大人っぽいもどかしい感じの恋物語で、普段はそこまで好まないのですが、なぜだかとても味わって読ませていただきました。最後、主人公さんの返答を書かないのが、とてもいいなぁと思いました!素敵な作品を作っていただき、ありがとうございました。 (2018年5月30日 3時) (レス) id: 4b35232376 (このIDを非表示/違反報告)
Haylee :D(プロフ) - のんさん» 笑笑 いえ、20代なったばっかです笑笑 (2018年5月17日 3時) (レス) id: 0356daf5fa (このIDを非表示/違反報告)
のん - 作者さん30代なんですか？ (2018年5月6日 1時) (レス) id: 2bf35c0a63 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Haylee :D | 作成日時：2018年4月22日 20時
