逆先くんと彼女８ ページ8
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今日は久しぶりのユニット練習。
Aが久しぶりにプロデュースしたいって言ってきたからね。
「ししょ〜、A、こんにちは！」
「うん、ソラはちゃんと挨拶できて偉いネ」
「こんにちは、宙くん」
レッスン室。
そこにはソラしかいなく、センパイはまだ来てなかった。
「ソラ、センパイは？」
「まだ来てないんだな〜」
「ハァ……
今日は速く来いって言ったの二……」
ほんと、使えない。
ため息をついたと同時に、ガラリと開けられた扉。
噂をすればってやつかな。
「すいません、遅れました〜っ！」
「ほんとだヨ。
今日は速く来いって言ったのに遅れてサ……」
「ししょ〜嬉しそうです！」
「そうだね、夏目くん凄く嬉しそう」
「ソラ……Aまで…
はぁ……
もういいヨ、はやく始めよウ」
嬉しい？
そんなわけないじゃないか。
少しモヤモヤしながら、立ち位置につく。
「……センパイ、速くしてくれル？
何してるノ、センパイのせいでどんどん練習時間無くなるんだけド」
「夏目くん
まだ、魔法を使ってるんですか？」
センパイから静かに発せられた声に、ピクリと頬が引き攣る。
「……何がしたいのかナ？」
「前の夏目くんのが、可愛かったですよ！」
「『死ね』」
「痛いっ！？
殴らないで！？」
「ししょ〜、でも宙も前のししょ〜とAが好きなんだな」
「…………なんでかナ？」
二人は何を言ってるのか。
……他の人達みたいに『偽造愛』だのなんだのと言うのか。
「ししょ〜もAも、灰色なんです
宙が好きな水色だったから、宙は寂しい……」
「……でもネ、宙
こうでもしないと彼女はボクのモノにならないんだヨ」
頭が可笑しい。
なんて言われるかもね。
別に言われたって良い。
彼女がボクを愛して
ボクが彼女を愛せれば。
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すみません、昨日更新出来なかったので……！
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はなまるぴっぴ(プロフ) - 源氏パイさん» そう言っていただけるとは……！！ありがとうございます！！ (2017年1月11日 16時) (
レス) id: 1b2584b9c9 (このIDを非表示/違反報告)
源氏パイ(プロフ) - 読みやすく、これからのお話が気になります♪更新頑張ってくださいー！ (2017年1月10日 21時) (レス) id: d665ec37e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：座右の銘 | 作成日時：2017年1月5日 19時
