歌い手幼稚園の日常！

ぷ「だいにじゅうろくわ！」 ページ30

今日はみんなが将来通うことになる
小学校の1年生との交流会があります！
と言うわけで…

『ここが歌い手小学校だよ！』

「「「わー！！」」」

坂「でかい！」

天「おにわひろい！」

「「歌い手小学校へようこそ！」」

？「1年1組のしゃけみーと！」

？「同じく1年1組のすたんがん！」

「「2人合わせてしゃけんがん！」」

ぷ「しゃけんがんせんぱい…！」

ぷすくんがきらきらした目で2人を見ていた
そして相変わらず、そらるくんとなるせくんは人見知りをして
私から離れてくれない
うらたくんは坂田くんと一緒だから大丈夫
なるせくんは…あらき先生についてもらうから大丈夫


『はい！じゃあ1年生のお兄さんお姉さんの言うことをちゃんと聞くんだよ！』

「「「はーーい！！」」」

しゃ「じゃあ学校探検！しよ！」

す「じゃあまず、ここ！保健室！」

そのあとも職員室や図書室など色んな場所を案内してくれた。

しゃ「ここが最後…？」

す「飼育小屋！うさぎがいるんだよ」

ぷ「うさぎ！？みる！」

ぷすくんが飼育小屋に駆け寄り、うさぎと戯れはじめた。

ぷ「おまえはきょうからぷすおだ！」

生まれたばかりのうさぎに名前をつけたりして遊んでる…
これはお別れのとき大変だな…

〜2時間後〜

『ぷすくーん…帰ろ？』

ぷ｢やだぁ…ぷすお…｣

案の定ぷすくんが駄々をこね始めた。

『みんな待ってるよ？』

ぷ｢でも…ぷすお…｣

うーん…ダメかぁ…
どーしよ…

歌｢ぷすくん。ぷすおはぷすくんの物じゃ無いからね。ちゃんとバイバイしよう。｣

珍しく歌詞太郎先生が真面目な顔をしてぷすくんを説得している。

ぷ｢…ぷすお…ばいばい。｣

ぷすくんは抱いていたうさぎを下ろして手を振る。

『よし！じゃあみんなありがとうしようね！』

｢｢あーりーがーとーうーごーざーいーまーしーた！｣｣


結論→名前はつけない方がいい

〈おまけ〉
〜数日後〜

ぷ｢しぇんしぇー！ぷすおきた！｣

なんとこの間のうさぎが脱走してきた。
急いで学校に電話したら

校｢あぁ！それなら幼稚園の方で飼育していただいても結構ですよ！｣

と言われ、歌詞太郎先生の了承も得て
ぷすおが歌い手幼稚園の看板うさぎになりました！

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)

←天「だいにじゅうごわ！」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す