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鬱side
「じゃあ遊園地当日は8時にうちな！
姉ちゃんのヘアメイクセット色々借りとくわ」
「いやチーノそれほんと助かる…
じゃ、送ってくれてありがと、バイバイ」
通称鬱軍団とAちゃんでショッピングに行った帰り。
Aちゃんを家まで送り、一度全員で顔を見合わせた俺たちは誰がなんと言わずとも自然な流れで近所の公園へと歩いた。
ここは俺たちの母校である中学の近くにある公園で、人通りの少ないところにあるので夕方になると大体子供ひとりおらず、帰りたくねえ〜と駄弁りたくなった時はいつもここに寄っていた。
中学の頃はギリギリ座れていたはずの子供用のブランコはいつのまにかキツくなっていて無理に座ると腰がハマりそうなので断念する。
ダメやったわと周りを見渡せばショッピとチーノの2人がぼやあと呆けた顔でシーソーに乗っている。
仲間はずれせんでもええやんか。
ショッピ側のシーソーに寄りかかるとチーノから「大先生重ッ」と声があがった。やかましいわ
「……Aちゃん可愛なってたなぁ」
「…いつも通りだったでしょ」
「やっぱ恋って女の子を可愛くするんかな」
「今大先生に着いて公園来ちゃったこと後悔しとるわ〜」
「これは俺の経験上やけど、異性間での永遠の友情なんてないで。俺らは結局男と女やからなあ」
「大先生の偏りまくった経験に基づく持論なんて聞く耳持てないっすよ」
重症やな。
体格のいい男3人がシーソーに乗り合い真剣な話をするっていうんは大分滑稽。
違和感を感じたんか知らんけど2人がシーソーを降り2人用ベンチに腰掛けたから、またもやハブにされた俺は1人シーソーにこいつらと対面になるよう横向きに座り直す。
「…………まあ、このままいくとほぼ確実に遊園地デートで2人はくっつくんやろな。
両片思いでお互いの好意は互いに丸わかりの状態。
しかも片方が告白しててデートの約束をこぎつけてて、OKするために女の子があんだけ少しでも可愛らしくなれるよう努力しとるんやからあれで付き合えなかった言ったら流石にシッマのことぶっ叩くわ」
「……………」
「2人が付き合ったらシッマて俺らとAちゃん遊ばせてくれるんかな。独占欲強いやつやし許してくれなさそ」
「……」
「ま、俺でも許さんけどな。
彼女と他の男が遊ぶとか、結局少なくとも男側の下心は確定であるやろし。不安でしゃーないわ」
「…喧嘩売ってるんすか」
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チャコ○ - うぅぅぅ…完結してクレェ……泣…更新待ってます (2022年2月20日 9時) (
レス) @page44 id: 45bee0f627 (このIDを非表示/違反報告)
天津飯(プロフ) - 更新今か今かと楽しみにしてました~完結まで楽しみですっっ！とても大好きです!!体調にはお気をつけて...！更新全裸待機しときます() (2021年9月19日 12時) (レス) id: bba8d1749f (このIDを非表示/違反報告)
tyrag(プロフ) - 更新ありがとうございます…！出てくるメンバー全員のセリフがいつもその人の声で再生されて、あまりの忠実さにいつも楽しませてもらっております。本当にこの作品が大好きです！お忙しい中とは思いますが無理のないようにしてください。応援しています。 (2021年9月18日 18時) (レス) id: 6831dd00cd (このIDを非表示/違反報告)
くろせ - 少女漫画みたいな甘々な展開にすごく狼狽えてます…。大好きな作品の1つです！更新頑張ってください！超応援してます！ (2021年5月21日 13時) (レス) id: 7a48d37f82 (このIDを非表示/違反報告)
e_x(プロフ) - 全部見てきましためちゃくちゃ好きです！初コメ失礼しました！ (2021年4月15日 23時) (レス) id: 2e5b865720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アキ | 作成日時：2021年3月8日 18時
