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訳は分かっても生徒会の人たちの半分くらいと私は初めましてなのは変わらない。
いや、むしろ半分と顔見知りな時点でおかしいんだけど。それは主にこいつらのせいなので。
「す、すごいドキドキしてきた」
「なんで？こんなかにおるAの初対面なんてただの戦争狂とかJKとかDTとかポメラニアンとかやで？」
「いや濃すぎるんだよね…ていうか私本当に行っていいの？明らかに迷惑でしょ、私が行くこと言った？」
「Aが来ることはちゃんと言っといた、用件は言っとらん。
まあ今日集まる言うても定例会で集まるだけで確かなんも話す議題無かった思うから先輩たちも乗ってくれるやろ。」
「うーん、ああ、そう………」
本当に緊張する理由がわかってなさそうな顔をするチーノは置いておいて、しっかりと深呼吸をする。
ショッピもチーノも私を生徒会室の前に出して自分は一歩後ろにいったので、渋々ドアの取っ手に手をかけた。
ただ扉を開ければ良いだけなのにこのドアの先から感じる威圧感はなんだろうか。
この威圧ってそこらの高校生に出せていいものなのか…？冷や汗をかきながら取っ手を回せば、私がドアを押す前に勝手にドアが開いた。
取っ手を押そうと思っていた力は私の身体ごとそのまま前に傾き、誰かの胸元へとダイブする。
転びかけたがその誰かがしっかりと肩を支えてくれてなんとか持ち堪えた。礼を言うため見上げれば、見知った顔が視界に飛び込む。
「わ、とと………おお！！Aやん！」
「あ、ゾム先輩！」
「Aやったんか、ドアの前でなんか気配が動かんから気になって開けてもうたやん。
怪我ないか？大丈夫？」
ぎゅっぎゅとなにかを確認する様に私を数回抱きしめたあと肩などを叩いて埃を落とされた。
ゾム先輩も部活などで接している内に随分…先輩に対して言う言葉で合っているかは分からないが懐いてくれたのでとても優しくしてもらえている。
次の瞬間には口にポッキーが突っ込まれ、至れり尽くせりの状況にほのぼのとしかけていればゾム先輩の後ろから赤いニット帽が見えた。
「あっ出た、Aちゃんやん。ほんまに来たんや〜何？お菓子でも食べに来たん？」
確かシャオロン先輩だったと思う。
ゾム先輩に黙々とお菓子を口に詰め込まれる私を見て食いしん坊と勘違いしたのかポケットから飴を出して私の手に乗せてくれた。
塩飴は純粋に嬉しいのでお礼を言ってしっかり握る。
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チャコ○ - うぅぅぅ…完結してクレェ……泣…更新待ってます (2022年2月20日 9時) (
レス) @page44 id: 45bee0f627 (このIDを非表示/違反報告)
天津飯(プロフ) - 更新今か今かと楽しみにしてました~完結まで楽しみですっっ！とても大好きです!!体調にはお気をつけて...！更新全裸待機しときます() (2021年9月19日 12時) (レス) id: bba8d1749f (このIDを非表示/違反報告)
tyrag(プロフ) - 更新ありがとうございます…！出てくるメンバー全員のセリフがいつもその人の声で再生されて、あまりの忠実さにいつも楽しませてもらっております。本当にこの作品が大好きです！お忙しい中とは思いますが無理のないようにしてください。応援しています。 (2021年9月18日 18時) (レス) id: 6831dd00cd (このIDを非表示/違反報告)
くろせ - 少女漫画みたいな甘々な展開にすごく狼狽えてます…。大好きな作品の1つです！更新頑張ってください！超応援してます！ (2021年5月21日 13時) (レス) id: 7a48d37f82 (このIDを非表示/違反報告)
e_x(プロフ) - 全部見てきましためちゃくちゃ好きです！初コメ失礼しました！ (2021年4月15日 23時) (レス) id: 2e5b865720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アキ | 作成日時：2021年3月8日 18時
