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めちゃめちゃ恥ずかしい。
どうやら私が可愛く見られたいという思いから怖がるふりをしていたということはバレていないようだが、コネシマ先輩にはつまんないと思いながら気を遣ってこわーいと言っているように見えていたということか。
もはや申し訳ない。ちょっと俯いた。
「せやから、なら驚かす方のが楽しめるんやないかって思ってな。
ここ来いや」
そう言って自分のしゃがんでいる場所の隣をポンポンと叩く。
先ほどまで1人しかはいっていなかったそこは随分狭そうで、これ入れるのか？と思いながら入ってみれば実際結構狭かったが、大きな机を使っているのようで詰めて座って2人入れるくらいの広さはあった。
つまり、先輩との距離が近い。
左半身が全部先輩に当たっている状態で緊張なんてしないわけなくて、先輩がもぞ、と身体を動かすたびにドキドキしてしまう。
「せやから、……こうやって人の声が聞こえ始めたら準備して…通るなって思った時にこうやって………………そう。叩くねん。まあここの通路はしっこの方やから滅多に人来おへんけどな」
先輩にすることの説明を受けたがいまいち集中して聞けなかった。
はい、はいと機械的に返事する私をどう思ったのか心配そうにこちらを覗き込んでくる。
それすら近くて、ちょっとだけ目を逸らした。
「ここ狭いよな。けどもうこっち行けへんねんな…」
「だ、大丈夫ですよ？」
「んーなんとかしたいけど…………あ」
俺の膝ん中くる？
先輩の言葉が一瞬理解できなくて、反射的にむせてしまった。
ちょうどお客さんが近くをきたらしくって、キャー！という声とともに遠ざかる足音が聞こえる。どうやら意図せず驚かせてしまったらしい。
「え、いや、ハ…！？」
「ええ案やろ、そうした方が広い気がする、ウン。よし！そうするか」
思いついたと言わんばかりにごそごそと体勢を変え始める先輩が理解できない。
膝の中って…今これだけ近いのに、さらに近くなっちゃうって、もしかしたら私は死んじゃうかもしれない。
一度私を通路に出して机の下で大きくあぐらをかいた先輩は、来いと言う風に笑いながら自分の膝を叩いた。
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チャコ○ - うぅぅぅ…完結してクレェ……泣…更新待ってます (2022年2月20日 9時) (
レス) @page44 id: 45bee0f627 (このIDを非表示/違反報告)
天津飯(プロフ) - 更新今か今かと楽しみにしてました~完結まで楽しみですっっ！とても大好きです!!体調にはお気をつけて...！更新全裸待機しときます() (2021年9月19日 12時) (レス) id: bba8d1749f (このIDを非表示/違反報告)
tyrag(プロフ) - 更新ありがとうございます…！出てくるメンバー全員のセリフがいつもその人の声で再生されて、あまりの忠実さにいつも楽しませてもらっております。本当にこの作品が大好きです！お忙しい中とは思いますが無理のないようにしてください。応援しています。 (2021年9月18日 18時) (レス) id: 6831dd00cd (このIDを非表示/違反報告)
くろせ - 少女漫画みたいな甘々な展開にすごく狼狽えてます…。大好きな作品の1つです！更新頑張ってください！超応援してます！ (2021年5月21日 13時) (レス) id: 7a48d37f82 (このIDを非表示/違反報告)
e_x(プロフ) - 全部見てきましためちゃくちゃ好きです！初コメ失礼しました！ (2021年4月15日 23時) (レス) id: 2e5b865720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アキ | 作成日時：2021年3月8日 18時
