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「コネシマ先輩？」
「んーーー…………………俺がなぁ……我慢できるかがなぁ…」
「え？」
また前を向いてずかずかと歩き始めたが、小さな声で独り言を言い始めて聞き取れない。
難しい顔をしているので、楽しくないのかなと少し不安になった。
そう思っていれば先ほどまで私の方を気遣いながら歩いてくれていた歩幅を大きめに変え、通路の方に歩き始めた。
そちらにお札の置いてありそうなところはない。先輩？と声をかければ、コネシマ先輩はこの通路を囲っている机にかかっていた黒いシートを勢いよくまくった。
えっ。と普通に声をあげてしまったが、少し大きめの机の下にはクラスTを着たコネシマ先輩のクラスメイトが座っていた。
どうやら先ほどからたまに壁から聞こえるドンドンという音をだすのを担当しているらしい。
コネシマ先輩に見つけられたその先輩は少し不満げに言った。
「おいおいなんだよコネシマ、1人寂しくここでカップル達を脅かしてる俺に当て付けか？」
「逆や逆。朗報！お前ここ担当1時半までやったよな？変わったるわ。遊んでき」
「ハ？お前……………お前、マジか……！！！！
俺夕方にもここの担当あんだから生々しいことすんのはやめてくれよな。マジで。
変わってくれんのはありがてーけど」
「アホか！！！はよ行け」
後ろの私ははてなである。
なんか、コネシマ先輩がシフト変わったんだろうか？なんで？？もしかしてここでデート終わり？私とのお化け屋敷がつまんなすぎて？？
1人勝手に回る暗い思考回路にちょっと泣きそうになっていれば、いそいそと机の下に潜ったコネシマ先輩がシートをまくりながら私を呼んだ。
「どういうことですか？」
「お前、つまんなそうにしてたやろ。ここ普通にクオリティ低いからホラー得意なお前には物足りんやろうし」
「えっ」
目を見開く。あれ？言ったっけ、ホラー得意だなんて
「中学の頃部活の打ち上げでゲーセン行った時ショッピ君とゾンビ倒すゲームやっとったやろ。そこで言っとったやん」
顔に出ていたようで、知っている理由を答えられた。
なるほど、たしかにやった気がする。
え？つまり私の怖がっていたフリはバレていたと言うことで………………
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チャコ○ - うぅぅぅ…完結してクレェ……泣…更新待ってます (2022年2月20日 9時) (
レス) @page44 id: 45bee0f627 (このIDを非表示/違反報告)
天津飯(プロフ) - 更新今か今かと楽しみにしてました~完結まで楽しみですっっ！とても大好きです!!体調にはお気をつけて...！更新全裸待機しときます() (2021年9月19日 12時) (レス) id: bba8d1749f (このIDを非表示/違反報告)
tyrag(プロフ) - 更新ありがとうございます…！出てくるメンバー全員のセリフがいつもその人の声で再生されて、あまりの忠実さにいつも楽しませてもらっております。本当にこの作品が大好きです！お忙しい中とは思いますが無理のないようにしてください。応援しています。 (2021年9月18日 18時) (レス) id: 6831dd00cd (このIDを非表示/違反報告)
くろせ - 少女漫画みたいな甘々な展開にすごく狼狽えてます…。大好きな作品の1つです！更新頑張ってください！超応援してます！ (2021年5月21日 13時) (レス) id: 7a48d37f82 (このIDを非表示/違反報告)
e_x(プロフ) - 全部見てきましためちゃくちゃ好きです！初コメ失礼しました！ (2021年4月15日 23時) (レス) id: 2e5b865720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アキ | 作成日時：2021年3月8日 18時
