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グイッと腕を引っ張られる。
「丁度よく分かりやすい場所置いとってよかったわ」と完全に私をもの扱いした言い方をされた後コネシマ先輩は走り出そうとするが、いやいやいやいやと私が止めた。
「いやいやいや無理無理無理ですって！いやだ！！他の人にしてくださいよこんな注目されてる中先輩と走るなんていや！！」
「ガタガタ言うなやお前いつも目立っとるやろ！！！！お前しかあかんねん！！！」
「それあんたらのせいなんだよなあ！！！？
なにでたんですかお題！？！？？探してあげますよ他の人！！ね！！」
正直こんなに大声で叫びあってる時点で既に目立っているというところはあるが、聞けばコネシマ先輩は今の今までうるさかったのが嘘の様にぴたっととまった。
「…え、なに？なに取ったんですか」
「………えーーっと、コネシマ先輩様に舐めてる態度取るめっちゃツンデレで元サッカー部で現陸上部の運動神経良い1年の女？？？やな
うん、お前しかおらん。素直に着いてこいや」
「絶対嘘じゃん！！！！！！！
いくら体育祭実行委員が馬鹿だからってそんな限定的な内容書かないことくらいわかりますよ！！！！」
もはやヤケクソで若干涙目になりながら抵抗する。そうすれば流石に時間的にも焦りが生じてきたのか、コネシマ先輩が強硬手段にでた。
私の腰回りに抱きついたかと思えば、思いっきり担いだのだ。マジでこの人デリカシーどこに置いてきたんだ。お母さんのお腹の中？
「お、重いですよ！！」
「こんくらい余裕やってくらいには軽いから安心せえや。ちょっとスピード出すで」
「いやいや！！！！こわい！ていうかこういうのってお姫様だっことかじゃないんですか！！」
「なんや姫抱きがよかったんか！？！変えてやろか？」
「そんなんだったら普通に走ります！！！！！！！！！！！！！」
もうキャパオーバーすぎて女子たちの悲鳴すら頭にはいらない。
結局自分で走ることすら許されずに私はコネシマ先輩に担がれてゴールまで運ばれたわけだが、この謎の辛い感情はどこに発散すれば良いのか。
本部席の近くではああ…と苦笑いと呆れが混ざった顔をしたトントン先輩がこちらを見ていた。
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チャコ○ - うぅぅぅ…完結してクレェ……泣…更新待ってます (2022年2月20日 9時) (
レス) @page44 id: 45bee0f627 (このIDを非表示/違反報告)
天津飯(プロフ) - 更新今か今かと楽しみにしてました~完結まで楽しみですっっ！とても大好きです!!体調にはお気をつけて...！更新全裸待機しときます() (2021年9月19日 12時) (レス) id: bba8d1749f (このIDを非表示/違反報告)
tyrag(プロフ) - 更新ありがとうございます…！出てくるメンバー全員のセリフがいつもその人の声で再生されて、あまりの忠実さにいつも楽しませてもらっております。本当にこの作品が大好きです！お忙しい中とは思いますが無理のないようにしてください。応援しています。 (2021年9月18日 18時) (レス) id: 6831dd00cd (このIDを非表示/違反報告)
くろせ - 少女漫画みたいな甘々な展開にすごく狼狽えてます…。大好きな作品の1つです！更新頑張ってください！超応援してます！ (2021年5月21日 13時) (レス) id: 7a48d37f82 (このIDを非表示/違反報告)
e_x(プロフ) - 全部見てきましためちゃくちゃ好きです！初コメ失礼しました！ (2021年4月15日 23時) (レス) id: 2e5b865720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アキ | 作成日時：2021年3月8日 18時
