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「Aは生徒会にいれへんよ」
「え」
至近距離から声がしてびっくりした。まだ肩を組んでいたのかこの人は。
「あの、とりあえず私先輩が生徒会入ってるなんて知らないかったんですけど。というか入れたんですね。先輩が」
「どういう意味や！！！！
まあなんか、成り行きでなぁ。仲良うなった奴が生徒会長になったもんやから」
へえ、と相槌をうちはするがまだ呆然としていた。コネシマ先輩はそういう、忙しそうな役職とかは嫌いだと思っていたから。
縛られるのが嫌だからって中学の時の部長の打診も断っていたし。
俺はみんなをまとめるより1人暴れ倒す方が性に合っとるんやって言ってたっけ。この人らしいってショッピと笑った気がする。
「で、シッマなんでなん？その子はいれへんて。
いや別に生徒会全員男やから肩身狭いやろし入って欲しいとかではないんやけど……ショッピ君は入学前から絶対入れる！言うてたやん。
その時に一緒に話しとったお気に入りの後輩の子ちゃうの？Aさんて。サッカー部入ってもらう〜言うてたもんな」
「おいやめろや」
「えっ私先輩に高校のこと言ってませんでしたよね？」
顔を横に向けると、先輩は気恥ずかしそうな顔でそっぽを向いた。
なんで照れてるんだ、普段お気に入りなんだねとか他の人から言われてもせやで！！！って答えてるでしょ。
「別に気にせんくてええやろ」
「いやよくないですよ。えっショッピが先輩に言ったんですか？」
「逆ですわ」
"あ、ショッピ君"とゾムさんの掠れた声が漏れる。
その言葉の通り前を向くと、サッカー部の練習場所の方向からショッピが歩いてきていた。
「ちょっショッピ君！？その件は墓場まで持ってくて話ですやぁん！！」
そんなショッピに慌てた様子でコネシマ先輩が駆け寄ってく。なんか隠し事があるのか？
「逆ってなに？」
「ああえっとな…」
「ショッピ君！！！？！？？！」
こんなに慌てたコネシマ先輩を見るのは初めてで面白くなってきた。普段の仕返しのつもりで少しからかいたくなってしまった。
そこにゾム先輩がてこてこと近寄る。
「なになに？ショッピくんなんかおもろいこと知っとるん」
「あゾムさん。…ああ陸部でしたっけ。実はですね………………」
ショッピがゾムさんの耳に手を当ててこそこそと答えるのをみて先輩が急いで私の耳を塞いでくる。そんなにあわてることってなんだ。さらに気になるじゃないか
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アキ(プロフ) - ミキさん» 暖かいお言葉ありがとうございます…！ぜひ最後までお付き合いください〜！ (2021年3月8日 16時) (
レス) id: 4f5928c036 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - ひぇ〜...主人公ちゃんを応援する同級生になりたい...すっごくときめきます!!最後まで追っかけさせていただきます!体調にもお気をつけて頑張ってください! (2021年3月8日 14時) (レス) id: 35c3ea89a9 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - きな粉さん» 甘々で読んでくださる皆さんをときめかせられたらいいなーっという思いで書いているのでとても嬉しいです！ありがとうございます〜！ (2021年3月8日 9時) (レス) id: 4f5928c036 (このIDを非表示/違反報告)
きな粉 - 遅い時間に申し訳ありませんー！この作品すっごい心臓がなんかギュンギュンする...。めっちゃ少女漫画みたいに甘々ですきです。応援してます！ (2021年3月7日 0時) (レス) id: 4450df5064 (このIDを非表示/違反報告)
くー(プロフ) - アキさん» はっすみません、そこまで知らなかったです。わざわざ解説までありがとうございます！ 最後まで絶対追っかけさせてもらいます（予言）（笑） (2021年3月4日 18時) (レス) id: 70199b7489 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アキ | 作成日時：2021年2月22日 19時
