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# ページ7
「あ〜ねっむ」
「流星、ちゃんと寝とるん？」
「ねとるねとる。」
「そう？…毎日眠い言うとるやん……っ」
同期の流星と話していると
突然重岡が目を見開き苦しそうにした。
流星が 大丈夫？ と声をかけつつ
背中をさするが
症状は少しずつ悪くなる。
「やばっ…な…にこれっ…」
「神ちゃんっ久しぶりに仕事場で発作やね
くすり、のんだほうがええんちゃう？」
そういうと流星は
神山のデスクをあけ、薬を取り出した。
それを飲める状態にすると
重岡の口に放り込み
さきほどまで自分が飲んでいたコーヒーを
わたした。
「んぅっ…はぁっ…きっ…つぅ…」
「うん、だいぶましになった。
よかったな、今回の発作軽くって…」
「ん…うんっ」
重岡は少し落ち着き
流星に感謝しながら、トイレに向かった。
「神山くんって…喘息持ちやったのか…
さすがにそこまで、分からんかったなぁ。
俺が今発作でたってことは
もしかして、神山くん…も…？」
疑問を抱いた重岡は
トイレの個室にはいり、神山の家に電話した
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作者名：緑のシルクハット | 作成日時：2018年1月7日 18時
