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俺はその女に近づく
貴方「何が入ってんだ?」
「えっと、色々研究して、いちご風味なんだけど、、、」
貴方「残念
俺いちご風味大っ嫌いなんだよね〜」
「でも、練習の時の、、、」
貴方「もしかして、クソ不味いいちご風味のスポドリ差し入れしたのお前?
あれなら不味すぎてほかの部員にプレゼントしたんだよ〜
吐きそうだったから」
カバンの中からスクイズボトルを取り出す
貴方「俺が好きなのはりんご風味
覚えときな」
女はもちろん唖然
「そんな、ひどい、
せっかく作ったのに、」
貴方「はいそれ勘違い
俺は作ってくださいなんてお前に頼んだ覚えはございません
勝手に作ったんだろ?
ほかの選手にでも渡せば?」
「そんな、、、!」
貴方「分かったらさっさと散れ
貴重なハーフタイム潰したくないんだよ
お前らも毎年毎年懲りずに差し入れ持ってきやがって
試合のハーフタイムの貴重さをもっと学んでから出直してこい」
「もう、知らない、、、!」
一人の女が泣きながら走っていけば他の女も撤収
貴方「もう知らないって彼女面かよ
ブスが」
エイトフット「お前よく言った!
笑いこらえるの必死だったぜw」
ハーデス「追っ払って良かったの?
新しい獲物じゃなかったのかしら?」
貴方「あー、やめた」
ダルメシア「何をだ?」
貴方「よしよし、パピーおすわり」
ダルメシア「わんっ!」
ジャック「やめたってどーゆうこと?」
貴方「ん?女遊び」
ヴェール「あら、お話によると随分なジゴロだとお伺いしましたのに
おやめになることはないともお伺いしたのにお話とは違いますのね」
貴方「待ってそれ泣くよ?」
俺はそう言いながらアップルの作ったスポドリを飲む
貴方「…りんご風味舐めてたわ
美味い」
アップル「何せりんごだからな」
貴方「また頼むな?」
そう言ってスクイズをカバンに直す
貴方「あーあ
アイツらのせいでハーフタイムほとんど潰れちまった」
悪態をつきながらコートに出る
あと2クォーター
あとのハーフタイムは潰さないようにしよ
___________
エイトフット「なるほどなぁ?
あいつも自覚し始めたか」
ファージャ「面白いことになりそうやなぁ」
ホック「お前達、やめないか」
マルフィ「美しくないね」
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作者名:まい | 作成日時:2019年6月12日 1時