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アップルside


こんな若造好きになるなんて思わなかった


貴方「アップル、これ運んでくれ」


アップル「あぁ、分かった」





貴方「アップル〜」


アップル「なんだ?」


貴方「ダルメシアが散歩連れてけって」


アップル「そうか
君も一緒にどうだ?」


貴方「んー、せっかくだしな
一緒に行く」





アップル「おい、A
また目の下にくまが出来てるぞ」


貴方「自分だって青いくまできてんぞー」


アップル「私は元からだ
しっかり寝なければ
もうすぐ大会なのだろう?」


貴方「んー、そうだな〜
気いつけるわ」


また悪夢でも見ているんじゃないか


苦しんでいるのではと考えるのは彼のことだけだ


初めは目が離せない口の悪い坊やだと思っていたんだ


少し生意気でたまに反抗的


言葉使いは悪いのに礼儀はなっている


そして危なっかしい


目が離せない


ただそれだけだったはずなのに


貴方「あっはははw
なんだそれw」


あの笑顔


あれに虜になったのかもしれないな


エイトフット「またA見てんのか?
お前も飽きねぇなぁ優等生
そんなに好きか?」


アップル「なんな話だエイトフット
茶化しならマルフィにでもしていろ」


エイトフット「何言ってんだよ気づいてるくせに
あいつを狙ってる女は腐るほどいるぜ?
いいのか?そんな奴らに取られても」


アップル「…言っている意味がわからないな」


エイトフット「まだ惚ける気か?
認めねぇならここで大声で叫ぶぞ
お前がAの事好きってな」


アップル「…はぁ…
認める」


エイトフット「さすが優等生
いい選択だァ
で、どーすんだよ?」


アップル「どうもしない
あいつがどう思っているかなんて私には分からんからな」


エイトフット「これはまさとに聞いた話なんだがなぁ
今度の試合
そこであいつに申し入れする女がわんさかいるって話だ
って事はお前のチャンスは勿論そこってことだ
これ以上あいつにほかの女抱いて欲しくねぇだろ?
自分の下に置いときてぇと思わねぇのか?」


アップル「…考えておこう」


エイトフット「素直じゃねぇリンゴ」


ニヤニヤとしたエイトフットは私から離れた


これも、彼なりのアドバイスなのかもしれないな

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作者名:まい | 作成日時:2019年6月12日 1時

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