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赤い血は止まることを知らず、流れ続け俺の真っ黒な毛を染めて行った
歩くのも嫌になった
俺は、その場に倒れてしまった
砂しかない砂漠の中
夜なのにじわじわと暑いこのアラビアで俺は人生終わんのか
意識が遠のく
その時、最後に見たのは赤い服に身を包んだ男の姿だった
＿＿＿＿＿＿＿
目を覚ますと、そこはどこか広い部屋
キラキラと光っていて眩しい
ふわふわとしたベットと呼ばれてたものの上に寝かされていた俺は身体に違和感を感じた
貴方｢これは…！！｣
俺の目には人間の手といつもよりも長い身体
そして、人間の声
ゆっくり身体を起こすと背中には痛みがなかった
なんでだ、俺は、切られたはずじゃ、
｢あ！起きたんや！｣
声の方を見ると真っ黒な髪に真っ赤なドレスを身にまとった妙になまった言葉を発する女
貴方｢お前は誰だ
ここはどこだ、！｣
｢うちの名前はファージャ！
ここはアグラバーの王の城や！
あんたを助けたのは、ジャファー様やねん！｣
今呼んでくるな！
そう言ってどこかに走っていったファージャとか言う女
助けた？
この俺を？
一体なんでだ…
そして、何故俺は人間になったんだ…
｢体の調子はどうだ｣
さっきの女と一緒に杖を持った男が入ってきた
貴方｢あんたが俺を助けたジャファーとか言う奴か
俺の身体は、どうなってるんだ
何故俺を助けた｣
ジャファー｢いかにも私がジャファーだ
お前の体は人間の姿になっている
そして、何故お前を助けたのか
それは、お前を私の手下にするためだ｣
貴方｢手下…？｣
ジャファー｢我々はヴィランズと言ってな
聞いたことがあるだろう｣
ヴィランズ
団員達が話しているのを少し聞いたことがある
貴方｢そんなヴィランズが何の用だ｣
｢物分りわりいなぁお前！！
ジャファーはお前さんを手下にするために助けたって言ってんだろ！？｣
ファージャ｢イアーゴ！
あんたは黙っとき！｣
ジャファー｢すまないなこいつはイアーゴだ
うるさいとは思うが仲良くしてやってくれ
本題に移ろう
お前には才能があった
憎しみと恨み、妬み嫉み多くの欲望を持っていた
そして、お前は気づいていないかもしれないが、お前には充分な魔力が備わっている｣
貴方｢魔力、、｣
ジャファー｢どうだ、私に服従し忠誠を誓うつもりは無いか？｣
一度人間に裏切られて信じるつもりなんてなかった
でも、この人なら信じられると直感がそう言った
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むぅ - Mr.ハーデスだと男になってしまいます…。Ms.ハーデスでは？ (2019年11月5日 19時) (
レス) id: 381a12205a (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 46ネコさん» あ"ぁー！遅くなってしまってすみません！スライディング土下座します！！！あ、コメントありがとうございます() (2019年7月10日 7時) (レス) id: 1bd8f95c6b (このIDを非表示/違反報告)
46ネコ(プロフ) - あ"ぁ"ー！更新待ってました(´；ω；｀)あ、初コメです() (2019年7月10日 3時) (レス) id: 1545b18aea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まい | 作成日時：2019年5月22日 15時
