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甲斐「あいつは自 殺したんだ。
俺達には関係ねぇ」
柊「ホントにそうか?
俺はそんな風に思ってない。」
逢沢「どういう意味ですか」
柊「この中の誰かが景山の自 殺に関与している、
かもしれない」
柊はそう言うと、立ち上がって教卓に戻った。
柊「これから皆にチャンスを与えよう。
何故、景山澪奈が死んでしまったのか
その理由を夜の八時までに導き出せたら、皆をここから解放してあげよう。」
生徒達「!」
柊「ただし、解答は一度だけ。
不正解の場合、
誰か一人死んでもらう。」
生徒達「!?」
翔「何言ってんだよ」
香帆「え、冗談でしょ」
柊「本気だよ。
だってお前ら、それくらいやんなきゃ真面目に取り組まないだろ。
なぁ?」
生徒達「……」
柊「あ、そうだ。回答する生徒を一人決めておこうか。」
柊は教室を見渡した。
柊「じゃあ、茅野」
さくら「え?」
柊「学級委員だし丁度いいだろ」
さくら「丁度良いって何がですか?
全然丁度良くないです!
嫌です!絶対嫌!!」
柊「じゃあ、ギブアップする?
その場合誰か一人死んじゃうけど」
さくら「そんな…」
甲斐「ふざけんなよ!!こんな茶番付き合ってられっか!」
甲斐は窓に椅子を投げた。
でも、窓は割れることはなくAに跳ね返ってきた。
甲斐「A!」
甲斐はAを守った。
甲斐「わりぃ」
『……((フリフリ』
Aは黙って首を横に振った。
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作者名:ちょこみんと。 | 作成日時:2019年3月2日 19時