#_046 ページ46
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柊「今日も、俺の授業を始める。
礼」
生徒達は礼をする。
柊「着席」
全員席に着いた。
柊「どうだ?
昨日は寝られたか?」
涼音「寝れるわけないでしょ?」
柊「そうか。
やっぱり暖房完備でも雑魚寝はキツいか!」
甲斐「くだらねぇ事言ってねぇで
さっさと解放しろよ!」
柊「なら、早いこと真実を掴まないとなぁ。」
柊は、甲斐の方に両手を置く。
甲斐「……」
柊は甲斐から手を離すと、ロッカーにもたれた。
柊「早速だが、今日の課題を発表しまーす!
茅野、電気を消してくれ。」
さくらは、立ち上がり電気を消した。
すると、黒板に映像が映し出された。
それは、澪奈のフェイク映像だった。
柊「これは、ドーピング疑惑に使われたフェイク映像だ。
この動画をSNSに投稿したのは宇佐美だ。
だか、撮影したのは別の誰かだ。」
柊は前に出て、電気を付けた。
甲斐「どうだか。
罪を軽くするための言い逃れじゃねぇの?」
香帆「は?」
柊「宇佐美の言ってることは本当だ。
フェイク動画を撮った生徒はこの中にいる。」
さくら「先生は誰か知ってるんですか?」
柊「…大体の目星はついてる。」
全員「……」
柊「フェイク動画を撮った人、
正直に、手を、あーげーてっ!!」
光多「挙げるわけねぇだろ!」
柊「だったら、フェイク映像を撮った人、見つけないとなぁ」
華「見つけるってどうやって……」
柊「昔から犯人探しは、
お巡りさんの仕事だと決まっている。
ということで、今の話聞いてましたか?
郡司真人警部補」
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作者名:ちょこみんと。 | 作成日時:2019年3月2日 19時