WEST.の8人目の女の子 (ページ5)

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喘息② ページ5

重side
A喘息辛くなってきたから薬貰いたくなったんだと思うから、俺が代わりに取ってくるよと言おうとしたけど絶対に拒否するのが目に見えるから辞めといた。あんまり人に迷惑かけたくない人だからね、Aは。

私side
結構駐車場遠いな。ハアハアハアハア。
私「あれ、荷物に薬ない。今朝入れ忘れたのかも、、」

薬がなくて内心焦っていたけど、一旦帰ろうと思い、体育館を目指してまた坂を登っている時、急に咳が激しくなってきて苦しくなってきた。歩道の真ん中だけど一旦しゃがみ込んで背中を丸くして落ち着くのを待つ。だけど一向に良くなる気配がしない。本格的に発作っぽくなってきてしまった。やばいと思っているうちにさらに咳が激しくなってきて呼吸がし辛くなってきた。一旦誰かに伝えようと思い、ラインを開いて一番上にいたシゲに電話した。

私「ゴホゴホゴホゴホゴホゴホゴホ、ハアハアハアハア、あ！シゲ？と今・・場の坂の・・・なんだけど、苦・・て、歩け￥￥いから迎えに来て・・」

重side
休憩中に急に電話かかってきて誰かと思ったら、さっき車に行ったはずのAからだった

重「どうしたA？なに？苦しいのね？歩けないのね？わかったすぐいくから落ち着いてな？」
途切れ途切れでなんて言っているのかわからない部分もあったけど、分かったことはAからのSOSの電話だということだった。

急いでメンバー連れて坂を降りると背中を丸めて苦しそうにしゃがみ込んでいるAがいた。

望「A？喘息酷くなってきちゃった？」
神「発作起こしているかもしれん」
重「A薬は？車にあった？もう吸ったんか？」
私「吸っ・・・ない」
重「え！？どうして？無かったん？」
私「(頷く)」
望「一旦背中さするな？どうしよ、、」
私「(ハアハアハアハア)」
桐「マネージャーさんが持ってるんかもしれんな。俺探してくるわ。」

重「A？体制苦しくない？俺の上着敷くからお尻つけて座り？」
望「寒くない？俺の上着も着るか？」
みんなが気を使ってくれている、、申し訳ない、、。

マ「Aさん！すみません！すぐに薬渡せるように私の手元にあったんですよ、、！連絡不足ですみません、、」
重「Aもそんなこと気にしてないから気にすんな。一旦薬吸って発作抑えるのが先やな。」