WEST.の8人目の女の子 (ページ2)

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熱中症② ページ2

重「A？ほんとに大丈夫？また目眩？」
休憩中にAが急にしゃがみ込んだ
望「Aどうしたん？またってさっきも目眩してたの？」
重「そうそう、さっきも通し始まる前、椅子から立ち上がる時に目眩するって言ってたんよ」

少し目眩がしただけだと思って、楽屋とか涼しいところに運ぼうと思い、Aの顔を覗き込んだ。

重「A？ちょっとさっきから目眩ひどそうやし、一旦涼しいところで休憩してき？」
望「シゲ、なんかAの体めっちゃ熱くね？しかも汗びっしょりなんやけど」
私「シゲ、のんちゃん、気持ち悪い、、ちょっと今立ち上がれない、、吐きそう、、」
望重「え？ちょっとまってな？どうしよ。。」

急な展開に2人とも焦った様子だった。ほんとに申し訳ない。でももう気持ち悪くてそれどころじゃない。

望「スタッフさん呼んでくるな？」
重「頼んだ、、！A？今スタッフさん来てくれるからちょっと待ってな？今おんぶしたら吐きそう？トイレまで行く？」
私「ダメだ、、もう吐く、、」

もう我慢できなくなって私はその場で吐いてしまった。。

私「最悪だ、、ごめん、、すぐ片付ける、、」
重「謝る必要なんてないで？こんなん生理現象なんやから仕方ないやん。吐き気収まった？片付けなんていいから、一旦移動しよ。乗れる？」

シゲがおんぶしてくれて涼しい楽屋のソファーに寝かせてくれた。
重「多分A熱中症や。飲み物と体冷やすもんもってくるから一旦寝とき？」
私「ごめんね、ありがとう。。」

皆「Aどうしたん？大丈夫？熱中症だって？」
重「多分そうやわ。」
望「さっき体触った時火傷するくらい暑かったもんな」
ス「水とか体冷やすもの、持ってきますか？」
重「ちょうど探してました！お願いします！A、今俺らの楽屋のソファで寝てると思いますんで！」
神「俺らも様子見に行こ」
皆「いこいこ」

シゲが運んでくれたソファで寝ているけど、一向に吐き気が収まる気がしない。しかも手足がしびれてきた感じがする。これ熱中症のレベル的にやばいかもな。
頭は謎に冷静な私は、客観的に今の自分の体調を確認すると結構やばいかもしれないことに気づいた。