「いないいない、ばーっ」 ページ17
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「これっ！」
「ええー…」
お店に到着。
店内に入って、小さなファッションモンスターはテンション復活！
キラキラ目を輝かせて洋服を見てるから、少しだけ野放しにした。
そしたら、これだ。
「ともひろ、もっと他のが良いんじゃない？」
「や！」
ぎゅって自分で選んだ服を抱き締めてる。
いいけど、きっと似合うだろうけど。
でもおチビさん、そんな派手派手、どこに着ていくの？
前は私が勝手に選んだから、大人しめのファッション。
シンプル・イズ・ベスト
アイラブ 無地！な私。
しかし、こやつは全く逆を行くらしい。
そっかー、最初に着てた派手派手は桐山さんの趣味じゃなくて、ともひろの趣味だったかー…。
あのいかにも関西人！てテンション、絶対派手好きそうなのになあ。
待てよ、もしやともひろの派手好きも、まさか影響されたんじゃ。
「ねえねえ、桐山さんも派手なの好き？」
「あっくん？んーん！」
はい、違ったー！
しかもあっくん、て呼んでんだ、知らなかった。
「ともひろ、その洋服、似合うかどうか、一回着てみよっか」
「きる！」
さてさて、と言うのも。
ともひろに似合わないわけがない、それは分かってる。
サイズを確かめるのも大事だけど、それだけでもない。
目的は、もう一つ。
「ねえねえ、私も入るけどいい？」
「やっ」
これ。
着替え、お風呂は私に見せないようにする問題。
あ、もちろんトイレも。
自分でするのは大いに結構、むしろ賛成。
けれど、なぜ。
お風呂まで別に１人じゃなくて良いのに。
「えー入れてよ」
「ややもん」
一人でとことこ試着室入っていく。
結局、カーテンの外で待機な私、あれ？
我ながら変態だけど、仕方なくカーテンを静かに開けて、覗き込む。
「いないいない、ばーっ」
「っ、A！めっ！」
遊びっぽくしたけど怒られた。
「あかんの！」
とにかく見ちゃダメらしい。
なんで？
まあ、良いけど。
良くない、泣くぞ。
「みてっ」
試着を終えたともひろが出てきた。
「おおっ、可愛い！似合うねーっ」
かなり似合ってる。さすがだ。
本人もどや顔して胸張ってる、可愛い。
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凜望 - 最高です！神ちゃんのこともっと好きになりました！ (2016年2月26日 0時) (
レス) id: f55ca5bc68 (このIDを非表示/違反報告)
ちびとら(プロフ) - ほっこりしました(´∇｀)このお話読むとほっとするんで何回も読み返したくなっちゃいます！！ (2016年2月25日 2時) (レス) id: 97b52757b6 (このIDを非表示/違反報告)
山田淳 - もう、神ちゃん天使でした!!ずっとｷｭﾝｷｭﾝしてました♪のんちゃんのやつも絶対読みます。これからも頑張ってください!! (2016年2月7日 22時) (レス) id: 4ab1e02086 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ＠薮 光∞慧(プロフ) - すっごく面白かったです！可愛い神ちゃんを想像しながら読んでました。こんな人形実際にあったらいいなぁ、笑 更新お疲れ様でした。望の方も読ませていただきますねッ (2016年1月31日 15時) (携帯から) (レス) id: 405256a79f (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - 完結おめでとうございます！すごく神ちゃんかわいかったです^ ^神ちゃん担なのですごく嬉しかったです！のんちの方も楽しみにしてます！ (2016年1月16日 20時) (レス) id: 5b58b1eaf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉莉花
| 作成日時：2015年11月26日 23時
