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｢…おった！｣
暫く二人で走った。そしたら歩道橋におる二人が遠くから見えて、階段をかけ上がる。
｢…兄ちゃん！流星！
呼吸もままならない状態でも、のんちゃんは俺の手をぎゅっと握ったまま二人に話しかける。荒い呼吸のまま、のんちゃんは口を開いた。
｢…ﾊｧ、ﾊｧｯ…さっきのは誤解やねん。…ほんまにっ、ごめん｣
彼女を庇うように前に出た流星。さっきと変わらずのんちゃんへは冷たい視線が注がれる。
｢…ハメたんとちゃうねんっ、ほんまのことをっ、知りたかっただけで｣
｢何が知りたかっただけやねん。あんな場わざわざセッティングして。問い詰める気やったんやろ？｣
見たこと無い怖い顔と声でのんちゃんを責め立てる流星。その後ろで、流星止めて？って兄ちゃんは言うてるけど効果無しで。
｢…流星、聞いてや｣
｢聞いても聞かんでも、あのままやったら淳太が傷ついてたことに変わりはない｣
俺の手を握るのんちゃんの手が、力を無くしていく。もう限界やった。
｢…もぉ、流星やめてっ…ふぇっ、のんちゃんっ…悪ないねんっ//｣
俺は溢れる涙をそのままに、流星にそう言うた。そしたらみんな唖然としてて。俺やって何の涙かようわからへん。
流星が怖かったのもあるし、単純に悔しかったのもある。でもただ、のんちゃんの今までの苦労を考えると、言わずにはおられへんかった。
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もも神昴(プロフ) - ひなたさん» ありがとうございます！恋愛の場面以外でもそう感じてもらえて本当に嬉しいです( ノД`)意外と友情の場面とかが書くの苦労してるので(汗)これからもよろしくお願いします！ (2016年1月31日 9時) (携帯から) (
レス) id: 3c13edc17f (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - こんにちは！神ちゃんとのんちゃんの友情な泣きそうになりました(TT)これから神ちゃんものんちゃんも幸せになって欲しいなぁ…更新頑張ってください！ (2016年1月30日 19時) (レス) id: 7148138639 (このIDを非表示/違反報告)
りう - いえいえ！私なんかのコメが作者様の力になるという事実があるだけで私は幸せですw← 頑張ってくださいね ´∀`* (2016年1月15日 23時) (レス) id: 0ea4750dd1 (このIDを非表示/違反報告)
もも神昴(プロフ) - りうさん» そう言っていただけると本当に心強いです( ノД`)出来る限りは更新していくので！本当にありがとうございます♪ (2016年1月15日 7時) (携帯から) (レス) id: 3c13edc17f (このIDを非表示/違反報告)
りう - スランプですか…、辛いですよね。私も、占ツクじゃないけれど前小説書いてたので気持ちわかります！でも、スランプとは思えないほどの素晴らしい文なので自信持ってください！！……なんか上から目線みたいになってしまってすみません、これからも応援してます♪* (2016年1月14日 23時) (レス) id: 0ea4750dd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも神昴
| 作成日時：2016年1月3日 22時
