69 ページ6
.
暫く雑談しながら、みんなで楽しく食べて。先に俺達が食べ終わって、流星がトイレで席をたった。
きっとのんちゃん、流星が戻ってきたタイミングで言うんちゃうかなって思うたんやけど。
｢…兄ちゃん、聞きたいことあんねんけど｣
｢ん？…なに？｣
流星が戻ってくる前に口を開いたのんちゃん。顔を挙げたのんちゃんの兄ちゃんは、弟のいつもと違う雰囲気や真剣な表情に、何か感じたみたいで。
｢…ええよ、なに？｣
｢…前から思うてたんやけど、兄ちゃんさ｣
｢ただいま〜｣
のんちゃんの言葉を遮るように戻ってきた流星。のんちゃんの顔が曇った。
流星は何も気づいてないみたいで、どこか暗い表情ののんちゃんに初めて気づいて、大丈夫？とか言うてるし。
｢…兄ちゃんと流星付き合うてるやろ｣
いきなり真実を、核心を放り込んだのんちゃん。濱ちゃんは俺と同じ様に、とりあえず黙って俯いて。流星は明らかに焦った表情。そしてのんちゃんの兄ちゃんは、表情は変わらへんものの、哀しそうな目をしていた。
｢…なんやねん｣
｢流星っ…｣
｢…俺らのこと、ハメたん？｣
｢流星やめよ｣
｢…淳太は黙って｣
流星はあからさまに俺ら三人を敵を見るような目で睨み、のんちゃんの兄ちゃんはそれを止めるのに必死で。
｢…なぁ望、ハメたん？｣
のんちゃんはずっと俯いたままだった顔を挙げ、一言。
｢…見損なった｣
.
評価60件も！評価してくださった皆さんありがとうございます(。´Д⊂)
コメも待ってます♪
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 335人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もも神昴(プロフ) - ひなたさん» ありがとうございます！恋愛の場面以外でもそう感じてもらえて本当に嬉しいです( ノД`)意外と友情の場面とかが書くの苦労してるので(汗)これからもよろしくお願いします！ (2016年1月31日 9時) (携帯から) (
レス) id: 3c13edc17f (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - こんにちは！神ちゃんとのんちゃんの友情な泣きそうになりました(TT)これから神ちゃんものんちゃんも幸せになって欲しいなぁ…更新頑張ってください！ (2016年1月30日 19時) (レス) id: 7148138639 (このIDを非表示/違反報告)
りう - いえいえ！私なんかのコメが作者様の力になるという事実があるだけで私は幸せですw← 頑張ってくださいね ´∀`* (2016年1月15日 23時) (レス) id: 0ea4750dd1 (このIDを非表示/違反報告)
もも神昴(プロフ) - りうさん» そう言っていただけると本当に心強いです( ノД`)出来る限りは更新していくので！本当にありがとうございます♪ (2016年1月15日 7時) (携帯から) (レス) id: 3c13edc17f (このIDを非表示/違反報告)
りう - スランプですか…、辛いですよね。私も、占ツクじゃないけれど前小説書いてたので気持ちわかります！でも、スランプとは思えないほどの素晴らしい文なので自信持ってください！！……なんか上から目線みたいになってしまってすみません、これからも応援してます♪* (2016年1月14日 23時) (レス) id: 0ea4750dd1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もも神昴
| 作成日時：2016年1月3日 22時
