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息が限界にきた時、のんちゃんの方から唇を離してくれた。二人乱れた息のまま、お互い見つめあったまま。
「…のんちゃんっ//」
「…ごめんっ//
でも、本気やねん。
俺と付き合って欲しい。
俺だけのもんになって欲しい」
息が落ち着いたと思ったら、のんちゃんが俺の手を握って、まっすぐ目を見つめて、いわゆる告白された。
前から心の中で、俺にはのんちゃんがおる、重なんて、って思うてた。もういっそ、のんちゃんと付き合えたらええなぁとも思うてた。
なのになんやねん。いざ告白されると、これからが怖くなって、完全にのんちゃんのものになってしまうことを受け入れる勇気が無くて、何も言われへんやん。
「…なぁ、神ちゃん」
のんちゃんが俺の手を引いて、すっぽりと抱き締められた。のんちゃんは離したくないとでも言うように、ぎゅうって、何度も何度も俺を抱く。
そんな風に抱き締められながらのんちゃんの腕の中で、今答えを出すのは無理やなぁって。一旦待ってもらおうと思って、体を離そうとした時、
「…あっ//…のんちゃん//？」
いきなり耳に何かが這う感覚。ぺちゃっていやらしい水音が脳内に響く。
と思ったら次は首筋にも。気づいたら背中にシーツの感覚。のんちゃんが俺に覆い被さるようにして色んな所に舌を這わせる。
「…ひゃっ//…のんちゃん、だめっ//」
必死に体を引き剥がそうとするも、力では敵うはずなくって。背中に汗がつーっと伝う。
次第に手つきがいやらしくなってきて。首筋や頬にキスを落としながら、腰や内腿を撫でられ、しまいにはシャツのボタンを１つずつ外されて。
これって、このまま、え っち、されるん？
「…ふぇっ///…お願いっ、やめてっ//」
のんちゃんの手がいきなり止まったと思ったら、はっとした表情の後に悲しそうな顔で見つめられて。
「…神ちゃん」
涙が止まらなかった。こんなことされたのがショックやった。のんちゃんやったからショックやった。
乱れた服を整えることもせず、荷物だけ持ってのんちゃん家を飛び出した。
外はいつの間にか大雨で。流れる涙をそのままに家に帰った。
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もも神昴(プロフ) - ひなたさん» ありがとうございます！恋愛の場面以外でもそう感じてもらえて本当に嬉しいです( ノД`)意外と友情の場面とかが書くの苦労してるので(汗)これからもよろしくお願いします！ (2016年1月31日 9時) (携帯から) (
レス) id: 3c13edc17f (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - こんにちは！神ちゃんとのんちゃんの友情な泣きそうになりました(TT)これから神ちゃんものんちゃんも幸せになって欲しいなぁ…更新頑張ってください！ (2016年1月30日 19時) (レス) id: 7148138639 (このIDを非表示/違反報告)
りう - いえいえ！私なんかのコメが作者様の力になるという事実があるだけで私は幸せですw← 頑張ってくださいね ´∀`* (2016年1月15日 23時) (レス) id: 0ea4750dd1 (このIDを非表示/違反報告)
もも神昴(プロフ) - りうさん» そう言っていただけると本当に心強いです( ノД`)出来る限りは更新していくので！本当にありがとうございます♪ (2016年1月15日 7時) (携帯から) (レス) id: 3c13edc17f (このIDを非表示/違反報告)
りう - スランプですか…、辛いですよね。私も、占ツクじゃないけれど前小説書いてたので気持ちわかります！でも、スランプとは思えないほどの素晴らしい文なので自信持ってください！！……なんか上から目線みたいになってしまってすみません、これからも応援してます♪* (2016年1月14日 23時) (レス) id: 0ea4750dd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも神昴
| 作成日時：2016年1月3日 22時
