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「…やっぱ、そうなんや」









体に重りを仕込まれたみたいに、一気に重たくなった体から、あふれでるように出た溜め息。









「白川さんがどんな言い方したんか知らんけど、重も申し訳ないからとりあえず、とかはあり得るかもしれんで?」









その時、静かな廊下にチャイムが響いた。









知らんうちに10分も話し込んでたらしい。









二人とも全く動く気は無く、当たり前のようにサボり決定。









「…白川さん、重に何吹き込んでんよ」









「わからんけど、今回は、ちょっとほんまに、付き合うてまうかもな」









もし、形だけの恋人やったとしても、重の気持ちが全く無かったとしても、俺には耐えきれへん。









だって、形だけでもキスしたら、手繋いだら、抱き締めあったら、そしてそこからもし、恋愛感情が芽生えたら。









みんなと平等に可能性のなかった俺ではなくなる、白川さんよりも可能性のない俺、と言うか白川さんが一番重の愛する人に近い存在になってしまうのが許せへん。









焦り、苛立ち、不安、怒り、そして哀しみ。









そんな感情が俺の体を、心を蝕んでいくようで。









流星の大きな手が、俺の髪を優しくときほぐし、柔らかく撫でたから、我慢してた涙が、止まることを知らないように溢れ出した。









背中をさすってくれる、優しく抱き締めてくれる流星に甘えながら、涙を流し続けた。









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ゆみゆみ(プロフ) - もも神昴さん» 頑張ってください!ずーっと、作者さんのファンですっ (2015年11月12日 20時) (携帯から) (レス) id: 82229b043a (このIDを非表示/違反報告)
もも神昴(プロフ) - ゆみゆみさん» わわわっ、画像まで!ほんとやる気になります( 〃▽〃)更新頑張ります♪ (2015年11月12日 18時) (携帯から) (レス) id: 3c13edc17f (このIDを非表示/違反報告)
ゆみゆみ(プロフ) - もも神昴さん» いえいえです!画像も最高ですっ(^^) (2015年11月12日 17時) (携帯から) (レス) id: 82229b043a (このIDを非表示/違反報告)
もも神昴(プロフ) - ゆみゆみさん» 勉強だなんてっ、恐れ多いです(汗)でもそう言ってもらえて本当に嬉しいです(*´∇`*)ありがとうございます♪ (2015年11月11日 8時) (携帯から) (レス) id: 3c13edc17f (このIDを非表示/違反報告)
ゆみゆみ(プロフ) - いつも作者さんの小説を見て小説の勉強していますっ!今回も最高です(^^)更新がんばってください。 (2015年11月11日 7時) (携帯から) (レス) id: 82229b043a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もも神昴 | 作成日時:2015年10月31日 16時

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