攻撃に入るトリプルフェイスとスナイパー、防御に回るジンの妹ことこの私【名探偵コナン】

童謡って怖いとこあるよね ページ26

「Aちゃん、今日はお疲れ様。あがっていいよ」

『お疲れ様です店長』

陽も沈みかけ閉店する時間となり、スタッフルームで制服に着替え店内から出ようとした時、店長から呼び止められた

「今日試作品で作ったブーケがあるんだけど、良かったら貰ってくれない？」

『えっ、いいんですか？』

「勿論。いつもバイトお疲れ様」

お礼して店長から受け取ったブーケを眺める

色々な種類や色があって凄く綺麗だった

『では、お疲れ様です』





いつもの帰り道

光が灯る住宅街

静まりかえった公園

こうして一日が終わっていくんだなって実感する





＿うん、する

「おや、Aさんこんにちは」

『っ。こ、こんにちは。沖矢さん...』

何故目の前に沖矢さんが。

『あ、あの！この間は逃げてしまってすみませんでした』

「ああ、この間。全然気にしてませんよ」

そうこの間、家に帰ってから逃げた事による反省会をしました

流石に申し訳なかったかなと

でも追いかけなくても良くない？別に落とし物した訳じゃないし、森のくまさんみたいに

あの歌恐怖でしかないよね。恐れるべきは女の子の冷静沈着。称えるべきは女の子の全身速度。くまから逃げるなんて人間やめてるよ

『あの、お詫びといってはあれですが、これどうぞ』

私は手にしていたブーケの中から一本花を取り出し沖矢さんに差し出した

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