welcome 2 paradise

makoto 2 ページ28

反射的に慎くんの胸を押すとすごく不機嫌そうな顔をしてる彼








慎「じゃあどういうつもり？！」







眉間にしわを寄せて少し怒っているようだった







「それは…」







慎「Aさんだって欲しかったんでしょ？だから俺の手を掴んだんでしょ？」








そう言われてしまうと何も言えない







もはや直感とか本能的に選んだ選択肢だったから、自分でも何を求めているのかは分からない









ただ…一つだけわかるのは






彼を、慎を求めてるってこと









ゆっくりと慎くんの胸にあった手を下ろすと、満足そうに笑った彼にキスされた









斜め上からきた柔らかな唇は一瞬触れて、そしてすぐ離れてるしまった









「えっ、」





思わず声が漏れてしまった



…あれだけ言っておいてこれだけ？









正直期待していた自分がいたからなんだか満足できない









すると、私の考えなんてお見通しと言わんばかりの顔をしてニヤっと笑った慎くんは








慎「すぐ全部あげたらつまらないでしょ？」









なんだか負けた気がして悔しかった








きっと同い年くらいであろう彼にこんなにも翻弄されていることも





こんなにも色っぽくて魅力的で大人な彼も







いざ受け入れたらもっともっとって欲しがる自分にも









だから私もと思って




背伸びをして慎くんにキスをしてやった









慎「随分と積極的なんだね」








「楽しいとこ連れてってくれるんでしょ？」









強気に出たはずなんだけど慎くんは顔色ひとつ変えずに私を見た






そして楽しそうにわらって





慎「それじゃあメインイベントと行こうか」








再び私の手を掴んで片手でカードキーをかざし扉を開けた









さあ、どんな楽園がまっているのだろう









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ご無沙汰しております！


長期の病院実習がありまして、更新が止まってましたおまたせしました( ; ; )







主人公見て慎くん書きたくなったのでリクエスト順番前後しましたが書いてみました！





いかがだったでしょうか？

また更新がんばりまーす！

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