バースト ページ20
愛し合った後
いつものように
グクは私を腕に抱いて眠っていた。
グクの寝息を確認すると
私は
そっとその顔を見た。
どことなく物悲しい寝顔だった。
-------バースト---------
私は
グクの首に
両手を------。
少し力を入れる。
苦痛にゆがむ
グクの顔------。
口が少しあいて
のぞくウサギのような前歯。
グクの目が
開いた--------。
グク「！！！！！？」
A「！！！！」
その瞬間
悪魔が
去った---------。
A「グク、、、、ごめんなさい。。。
ごめんなさい！！！！！」
事態を理解できないでいるグクは
泣き叫ぶ私を必死に強く抱きしめてくれた。
余計に
辛かった。
グク「Aちゃん、、、、、。」
私はなんて恐ろしいことを！
グク「怖い夢を見たんだね。。。
大丈夫だよ。
俺は
ここにいるよ。
ここに------。」
A「どこにもいかない？！」
幼い子供のように
私はこんなことを聞いていた。
グク「どこにも
行かない。
大丈夫。
必ず会いに来るから。
この戦いに勝ったら」
グクは私の顔を両手で包んだ。
グク「戦いに勝ったら
帰ってくる。
ずっとそばにいる。
毎日。
一緒に。
約束するから。」
終わりの見える恋でも
グク「だから、安心して。ね？」
グクのこの優しい笑顔を
今は
信じていいですか？
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作者名：life | 作成日時：2017年3月28日 16時
