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九つの寮 ページ7
「良いか。この学園はな、とある偉大な九人をモデルにしているんだ。」
俺は先日、説明用にユーベルツ先生から聞いた事を思いだしながら言った。
「勇者 詩人 守り人 姫 狙撃主 郵便屋 僧侶 旅人 これらが全員だ。」
俺が言い終わるところんが手をあげる
どうしたんだ?
ころ「ねぇ、みーちゃん………八人だよ。残りの一人は?」
そう、ころんは分けの分からないあだ名と質問を告げた。
レイ「ええ、そうですね。後、一人誰なんですか?」
レイジ先輩が興味津々だと言うように呟く。
……………あんま言いたかないんだかな。
俺は意を決して言うことにした。
「後、一人は………『此方はエイラ エイラです。 峰山は至急、私の所へ来るように。』
「…………だそうだ。俺は先生の方へ行くから、先輩方は帰って下さいね。」
ほら、と必要な事項をマトモそうなレイジ先輩とななもり先輩に託す。
そして俺はその場を後にした。
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作者名:わんこ | 作成日時:2020年10月23日 0時