子猫なDSクロスくん！！ (ページ5)

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04.洋服ページ5

─DS!クロスside─

エラー「やっぱり原因が分からない事には何も出来ないな...」

ナイトメア「まあでも、猫耳と背が縮んでるくらいなら大丈夫だろ」

ナイトメア「それよりも、服買いにいかないとだろ」

エラー「あ、確かに。今着れる服一着もないもんね」

ナイトメア「そそ、今の格好じゃ外出らんねぇし、サイズだけ測って適当に買ってこようぜ」

ナイトメア「クロスもそれでいいよな？」

クロス「んぇ？」

俺が頭を抱えてる間になんか話が進んでた。

エラーは一通り俺のサイズを計ってから、二人は俺の服を買いに出掛けて行った。

ナイトメア「あ、俺らが居ない間にケビン襲うなよ」

クロス「襲わねぇから早よいけ」

それから数十分後。二人はいくつかの紙袋を持って帰ってきた。しかもそのうちの幾つかの袋からは、明らかに服じゃない物が飛び出ている。

クロス「なんか服以外の物も買ってきてないか？」

ナイトメア「おう！玩具とかも買ってきたぞ！」

クロス「なんでだよ」

笑顔で猫用の玩具を取って見せるナイトメア。本当になんでだよ。服を買い行ったんじゃねぇのかよ。

ナイトメア「一応だよ一応。もしかしたら暫くそのままかもしれねぇだろ？」

クロス「そんな一応あって欲しくない...」

エラー「まあまあ、取り敢えず服着てみてよ」

クロス「うん」

玩具の事はいったん置いといて、俺は袋から服をバサァと出す。

クロス「......」

左から順に、シンプルな猫耳パーカー(黒)、猫耳付き上着、猫の足跡がプリンとされたスカート、スケルトンっぽいプリントがされている猫耳パーカー、エトセトラ、エトセトラ......ロクなもんがねぇ。

クロス「あのさぁ...俺さ、仮にも二十歳越えてるんだよね。あとね、俺は男の子なんだよ」

ナイトメア「そうだな」

クロス「分かってんなら何でスカート買ってきたんだよお前💢しかも全部猫関連の服しかねぇし！！💢」

ナイトメア「んな怒るなって。絶対似合うって」

エラー「そ、そうだよ。きっと似合うよ、猫関連のが多いのはごめんね。(って言ってるけどスカートは半分おふざけでかごに入れてたよね(汗))」

ナイトメア「ほれほれ着てこいよ」

ニヤニヤと憎たらしい顔でスカートを押し付けてくる。

クロス「ぐぬぬ、お前この野郎...💢」

結局ごり押されて渋々試着した。