子猫なDSクロスくん！！ (ページ13)

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12.日向ぼっこページ13

─DS!ナイトメアside─

雲一つない快晴の日。俺とエラーが買い物に出かけ、それから家に帰宅した時の事だった。

俺達が出掛ける時に「俺も一緒に行く！！」と駄々をこねていたクロスの姿が見当たらない。

てっきり拗ねてるかと思ってたんだが、と思いながら一階には居なさそうなので買った物をエラーに任せて、二階へ上がると...

クロス「にゃむにゃむ...ZZzz～」

突き当たりにある窓の下で、毛布を下に引いて体を丸めて寝ているクロスを発見した。

ナイトメア「こんな所に居たのか...」

クロス「ん～...？」

クロスの方に近づけば、俺の足音に気が付いたのか耳をピクピクさせながら目をうっすらと開く。

ナイトメア「起きたか？」

クロス「ん、にゃ、ナイトメア...？おかえり～」

ナイトメア「ただいま」

寝ぼけ顔で言うクロスの頭を撫でながら、「こんなとこで寝たら体痛めるぞ」と言う。

普通に毛布一枚敷いたからって床がやわらかくなる訳じゃねぇし、固いもんは固いからな。

クロス「いやぁ、太陽の光が気持ちよくてつい...」

ナイトメア「そーかそーか」

相槌をしながらしれっとクロスの喉を撫でるが、特に指摘はされなかった。逆にクロスはゴロゴロと気持ちよさそうに喉を鳴らしている。

多分、まだ完全に目が覚めてないなコレ...。

クロス「んふふ...んー......ZZzz～」

ナイトメア「あ、寝た」

二度寝を決め込むクロス。しかもしれっと俺の膝を枕がわりにしてるし...まあ、良いけどさ。

この後はクロスをベッドに寝かせて、下に降りてエラーと昼飯を食べた。

クロスは夕方になるまで起きてくる事はなかった。