32 Beute ページ32
聖女として正式に国で活動し始めたが日常は変わらない
偶に教会など聖地に挨拶に行く程度だ
それ以外は城の敷地内で誰かしらと過ごしてる
今はグルちゃんの仕事をは辿らせる為にトントンにお願いされグルちゃんの隣で本を見ながら見張りをしてる
偶にグルちゃんがため息をついては私の首元に顔を埋めて補給とやらをしてるらしい
まあ総統様なんだから頑張って頂こう
エミさんにオススメされた本を読み進めグルちゃんが終えるのを待っていた
ｺﾝｺﾝｯと心地よいノックオンにドアの方を見やる
グルちゃんが「入り給え」というと扉が開きメイドがお茶菓子を持ってきてくれた
「聖女様、お疲れ様です。どうぞこちらで召し上がってください。」
メイドさんも手馴れたものだ
何度もこうして見張り役をしてるのを可哀想に思ってくれたのか定期的にティータイムの用意をしてくれる
『ありがとう！メイドさん！』
私のお気に入りのケーキやクッキーに甘すぎないお茶
最高としか言えない
グルちゃんものそのそと近くによってきてお菓子を私より先に摘む
gr「…なるほど美味い」
『グルちゃんも頑張ったし少しくらい休憩しよ』
対面にソファーに座りもぐもぐとお菓子を食べ進める
gr「やっぱり甘い物は欠かせんな」
『頭に糖分送らないと頭回んないもんね』
gr「そうだな
本当はブドウ糖をそのまま脳に与えれば苦労しないんだけどな」
『食べた方が楽しいし美味しいじゃん』
マドレーヌを手に取り頬ばろうとするとうっすらと破片が見える
なんだろうとマドレーヌを割ってみると赤い宝石のようなもの
本能的に危ないとそれを遠くに投げるとさすがのグルちゃんも突然の行動に驚き肩を揺らした
その週間宝石が赤く光り部屋を染めた
耳鳴りが酷い
閃光弾を投げられたように視界がぐらりと揺らぎ思わずソファーから倒れ落ちた
gr「A！！！大丈夫か！！！」
グルちゃんの目は眩まなかったのか私を抱えてくれる感触がする
耳鳴りが少しづつ収まったが目が真っ暗なまま何も見えない
『……大丈夫だけど目が見えない
怖いから絶対離さないで』
何も見えない今グルちゃんと離れるのが怖い
ギュッとグルちゃんの服をにぎりしめるとグルちゃんは痛いほどに抱きしめインカムで救援を呼んでくれた
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レオン(プロフ) - ろろいきこさん» あっ…そんなこと言ってくださると続き書かざるおえないですね笑笑 (2021年11月14日 20時) (
レス) id: 9325e60ce8 (このIDを非表示/違反報告)
ろろいきこ - ﾔｯﾄﾐﾂｹﾀｧ…前に読んで印象に残ってたんですよ…ところで文才はいくらで売ってくれますか?()(訳:大好きです) (2021年11月14日 17時) (レス) id: 0e7ea3b6eb (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - そうなんですよ〜。でも、現実は厳しかったです！いつか椎名さんみたいにランキング上位に入るよう頑張ります！！ (2021年2月15日 19時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
椎名(プロフ) - かみぶくろさん» えぇ？！ほんとですか〜！嬉しいです！！ありがとうございます( ´ ` ) (2021年2月15日 16時) (レス) id: 9f62c09765 (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - 本当ですか？！ありがたです！僕、椎名さんに憧れて小説書き始めたんです！ (2021年2月15日 16時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椎名 x他1人 | 作成日時：2021年1月13日 23時
