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ここはとある体の中｡
今日は比較的平和である｡
「ああああああ! 」
そう、至って平和なのだ｡
「世界の終わりだああああっ! 」
……奇声を上げるこの男を除いては｡
この男の名は記憶細胞｡リンパ球として働いている一細胞である｡
ところがこの男はパニックを起こすとすぐ訳の分からないことを叫び出す｡
そんな中、記憶細胞の頭上から声が聞こえた｡
「あの……」
記憶細胞が顔を上げてみると、1人の細胞がベランダから顔を覗かせていた｡
「大丈夫ですか? 」
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作者名：futureblue�鏡� | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2019年3月8日 17時
