【はたらく細胞】Eccentrics (ページ46)

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Bonus-second ページ46

あれ?こんにちは、赤血球さん｡何か用かな?
女性の一般細胞さんのこと?ああ、マスト細胞さんに聞いてここまで来たんだね｡
うーん、名前までは知らないけど、確かにこの前やってきたよ｡ちょうどマクロファージさんとお茶している時だったかな｡
記憶細胞さんのところまでの地図がほしいってマスト細胞さんが言ってきたから、訳を聞いたんだ｡そしたら告白の返事をしに行くって言うじゃないか｡
あんまり驚いてないって?そうかなあ｡
でも記憶細胞さんに恋仲の女性がいるって噂は知ってたからね｡
一緒にいたマクロファージさんが嬉しそうに顔を輝かせてね｡
それならおしゃれしなきゃ!って言ってその子をどこかに連れていったんだ｡
地図をマスト細胞さんに渡して少し待っていたら、2人が戻ってきたんだけど……｡
正直見違えたよ｡好きな人がいると女性は美しくなるって言うけど、思わず納得したね｡
おや、大丈夫かい?体調がすぐれないなら……｡
……そうか、君は彼女が……｡
いや、何でもないよ｡
君、話を聞いて回っているんだろう?この下にB細胞がいるから行ってみたらどうだい?

あ、赤血球さんこんにちは!お疲れ様っす!
え、聞きたいこと?俺に?
……Aさんっすね、それ｡何でAさんのこと、知ってんですか?
なるほど、担当の赤血球さんなんすね｡
あ、だめですよ!Aさんにはもう恋人が……知ってる?噂が流れてるのか｡
やっとくっついたかって感じですよ｡記憶さんとAさん、端から見たら両思い確実なのに、全っ然進展なくって｡いつ気づくんだってよくマスト細胞と話してました｡
くっついた時のことを詳しく?聞いちゃいます?
いや、俺も詳しいことは分かんないんすよ｡確かに仕事は一緒にしてますけど、外に引っ張り出されたんで、マスト細胞に｡いい感じなんだから邪魔するなって言われちゃいました｡
しばらくしたらAさんが部屋から出てきて、マスト細胞に嬉しそうに色々話してましたよ｡俺も部屋に戻ったら、にやけ面の記憶さんがいたんで全てを察しましたね｡
まあ、両片想い期間が長かったし、無事に付き合えることになってよかったなとは思いました｡幸せになってほしいっすね｡