赤い目のゆううつ～帽子と包帯を添えて (ページ7)

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7話彼女の正体ページ7

７話彼女の正体

太宰Side

北原「…………はぁ？」

！？読みが外れてしまったようだ。
なかなかに彼女の表情は読み取りづらい…
今も、顔の皮をほとんど揺らさず、言ってのけていた。

はぁ……とんでもない子が送り込まれているみたいだ……。

太宰「はぁ…もうお手上げだよ…君がここに来た訳をどうか教えてくれないかい？」

北原「……わかったよ、悪かったね。つい、熱くなってしまったよ。

…私ががここに来たのは、首領に頼まれて君達2人の……………

日記を書きに来たんだ。
これから毎日ね。

太宰中原「…………っはぁぁあああああああっ！？！？！？」

中原「いや、手前っ！？えっ！？
何でこんな小さいやつが首領に、お願いされて…日記！？
お、おい！ちゃんと細かく説明しろよ！」

いや、中也噛みすぎて何も言えてないよ。

そういう私も、中々に困惑していて、なにか正しそうな答えを見つけられずに居るのだけども。

北原「な、ななななな！小さっ！小さいだなんて！！！なんて失礼なっ！！！！」

ええっ！？そこぉ？？
急にこの子も怒り始めるしもうなんだか、この部屋が本当にカオスだよ…

北原「と、とにかく落ち着いておくれよっ！」

北原はそう言ってコホンっと咳払いをした

北原「えぇッと。つまり。
君らが今回のような失敗を犯したことの反省は、し～～～～っかりしてもらわないと困る！
しかし！その罰のせいで次の任務に支障が下す方がもっと困る。
だから、二度と失敗をしないように私が君等の傘下につき、日々監視、同行をするッてこと。だよ。」

ま、首領からのことずけだけどねっと彼女は言う。