流鬼 ページ1
〈名前〉流鬼
〈容姿〉
(生意気で中性的な子様より)
白髪に暗い蒼目。
サラッとしたボブカット。
赤いパーカーを羽織っている。
160cm強の身長。
中性的な少年のような容姿をしている。
髪を纏めるためにヘアピンをしている。髪が目にかかって邪魔だからとか。
容姿ではないが「不味い」とぼやきながら四六時中リンゴを齧っている。嫌いなら食べなきゃ良いのに……
〈性格〉
一見飄々としているが、明るく友好的な性格。
……に見えるが、本性はやはり悪霊。油断した人間を全力で殺しにかかる。
ただし、ごく稀に躊躇いを見せることもある。自分と重ね合わせているのだろうか。
人間を襲うときはどこか生き生きした雰囲気になる。
ただ凶暴さは同じ霊には向けず、むしろ世話を焼く。
特に小さい子供の姿をしている霊には優しくする。その霊の契約者を進んで殺したいとも思っていない。
実はとても寂しがり屋。1人の時には無意識に涙を零してしまう時もある。過去と関係しているのだろうか。
〈過去〉
流鬼は孤独だった。
孤独でも平気だと、強がっていた。
でも、そんな彼を否定する人間が居た。
孤独は苦しい、平気なフリをするな、と。
最初は突っぱねていた流鬼だが、やがてその人間に心を許し、契約をした。
流鬼は幸せだった。まるで夢のような時間だった。
でも、そんな時間は長く続かなかった。
その人間が、同じ契約者に殺されたのだ。
そこで彼は知った。その人間がどんな風に生きてきたのかを。
とても悲惨な現実が浮き彫りになった時には、もう全てが遅かった。
流鬼は呪った。
この世界を、人間を、そして自分を。
呪って恨んで、憎んで……
そして彼は、悪霊となった。
〈契約相手〉???
既に故人なので性別や本名等詳細は不明。
流鬼が「アイツ」と呼ぶ人間。
霊の事が大好きだったとか。
おそらく流鬼の悪霊化はこの人に関係している。
リンゴが好きだったらしい。
……契約相手……仮に「彼」としよう。
流鬼の発言から推測するに、彼は虐めや虐待、差別等に遭ってきたのではないだろうか。
そして最「期」は、他の契約者から恐らく……
『……なぁ頼む、俺を1人にしないでくれ……!』
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ