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◆口調
普段からタメが多く、敬語は神様相手や年齢が明らかに上だとわかっている相手では無い限り、基本使わない。
そのため、前は職場などでは多用していたようだが、同じ神憑き相手でも最初からタメである。
急に距離が近いと感じる人も多いため、少し抵抗がある人もいるかもしれない。
彼の喋りに関しては、少し特徴はあれど、口癖以外に特に変わったところは無い。
説明を加えるなら、声を上げたり、笑ったりする時などは「!」がつくことが多かったり、「まあ」「やあ」「あー」という感じで、余裕で「ー」を使ったり、決して単語の中にある小文字を使っていない訳では無いのだが、小文字をよく使うところが大文字のままになっていたりするくらいたろうか。
そんな彼の口癖は「愉快」である。
彼の着ているTシャツにも書いてあるのだが、とにかくどういった状況であっても使う便利単語である。
本人曰く、ポジティブになれるためについつい口走ってしまうようだが、それゆえに場面的には愉快でもなんでもない時が多い。
そして、相手にタメではあれど、優しく話す彼なのだが、嫌いな相手に対しては明らかに態度を変えて、冷たい様子を見せる。
結構攻撃的な言葉を使うようになり、少し雰囲気も変わる様子。
しかし、本当に心底嫌っている人物に対して以外、基本罵詈雑言は言わない。
まあ、彼にとって、嫌う人物は彼の正義に相反する人物ぐらいな為、基本敵には余裕で暴言を言うことがある。
しかし、彼の場合、暴言というより、少し嫌味や皮肉などの方が近く、そこまで口が悪いという訳では無い。
だからこそ、あまり怒らせたくないと思えるのかもしれない。
「おや、先客がいるね。それも大人数……って、まてまて、僕は怪しい者じゃない。そもそも、ここに来ている時点で君らと同じ神憑きだ。ここに来た理由も、恐らく君らと同じ。まあ、不安になる気持ちもわからなくは無いよ。何せ『国家反逆罪』だからな。捕まれば死刑、だなんて、相当重い罪を被せられたものだ。ま、犯罪者同士仲良くしようか。…………わかった、もう犯罪者呼びはやめよう。正直、僕も気分が良くないからね。自分が言われたくないことを他の人に言うな、ってことだ。いい教訓だな、あっはは!」
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