第一話 ページ2
桜が舞う、卒業式の日…
結局想いを伝えられず…俺たちはそれぞれの道を行く。
あいつに関しては、警察官というわけでもなく…どういう道に行くのかもよくわからなかった。
だからこそ、1本くらいとって連絡先を勝ち取ってやりたかった…そう思っていた。
弓弦「はい」
松田「…なんだこれ?」
弓弦「私の連絡先」
松田「は?」
萩原「やったじゃ〜ん陣平ちゃん!」
諸伏「俺たち結局授業で一度も勝てなかったけど…」
弓弦「はは、私に勝つならあと5年以上は鍛えろ」
伊達「目が笑ってねぇぞ」
降谷「…これから先、三上はどうするんだ?」
弓弦「…詳しくは言えない、けど君らが警察官で在り続けるなら……もしかしたら、また会うかもしれないね」
松田「…また会ってくれんのか?」
弓弦「警察官として生きててくれればね、まぁ君らなら死なないでしょう」
弓弦「この数か月間、一番成長したであろう5人組だしね」
松田「…待ってろ、いつかお前が認めるぐらい強い男になってやっからな」
そう言って、拳を突き出した。
弓弦「…じゃあ、楽しみにしてるよ」
そして、別れる前に全員で拳を突き合せた。
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作者名:空丸 | 作成日時:2024年5月9日 22時