天然ゆるふわ男子はFischer'sのメンバーです。 (ページ21)

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過去編〜ヒナ20歳〜ファンページ21

ーヒナ20歳ー

〜♪〜

『もしもし』

シ「あ、俺。これから来れる？」

『撮影？』

シ「そう」

『大丈夫だよぉ。何か買っていくものあるかな？』

シ「あー、じゃあコーラ」

『了解！』

僕はシルクの家に行くために、支度を済ませて家を出た。
僕の家の近くにコンビニはなくて、少し歩いたところにあるセブンへと寄った。

『コーラと、カルピスと、、、あ！カントリーマームがある！しかも大人のビター味だって！美味しそうだから買ってみようかな』

カゴいっぱいに詰め込んだお菓子やジュースをレジへ運び、お会計を済ませてコンビニを出た。

『ふぅー。買いすぎたぁ、、へへ。シルクと一緒に食べよ♪』

？「あの、、、」

『はい？』

コンビニを出て少し歩いていると、後ろから声をかけられた。
振り返ると40代？ぐらいの男の人が立ってた。

？「、、、Fischer'sのさわやんさん、、ですよね」

『はい。そうです(ﾆｺｯ』

？「っ！！ぼ、ぼく、、ずっとあなたのファンで、、男なのに女性みたいに可愛くて、、それで、それで、、」

『ありがとうごさまいます(なんだろ、、この雰囲気？)』

？「あ、あの、、それで、、、ら、LINE交換してください」

『え？あー、、、、ごめんなさい。そういうのは出来ないんです』

？「、、、なんで」

『一般のファンの方とは別の形での交流が主なので。だからー』

？「、、、、なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで！！！！！！！！！」

『っ！！(や、やばいかも。)ごめんなさい！急ぐので！！』

その人とこれ以上関わってはいけない。僕の中でそう警告音が鳴った
僕は急いでその場を去った。

〜5分後〜

辺りを見渡したけど誰もいないみたい。

『(よかっ、、、た。なんとか、逃げ切れた、、)』

稀にああいうファンの人がいる。
僕達の事を好きでいてくれるのはありがたいし凄く嬉しい。
だけど、どの過ぎた行為は時として僕達に危険が及ぶ。

これだけ長くやってると、いろんな人がいるよね、、、。
でも全員が全員そういうのじゃないし、、、。

？「、、、、、、」

『(ん？そういえば、あの人何処かで、、、)』

〜♪〜

非通知？誰だろ。

ピッ

『もしもし』

？「他の男のところにいくなんて許さない、、」

『っ！！！！！』

悪寒がした。直ぐに着信を切りシルクの家に急ぐ。