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マサイの家での歓迎会後、変わらずあいりとのやりとりは続いていた。
その日の感情や本音を文字にぶつけている。
画面の向こうで笑っているあいりの顔が思い浮かぶ。



あの日から3日。
やり取りが続いていたのは彼女だけじゃなかった。



そう、シルクとも連絡を取り続けていた。



〜3日前〜

帰り際心配してくれたから、一応報告はしないとと思い
家に着いたタイミングでメッセージを送った。

既読はすぐついた。

"良かった。片付けは寝た奴らにやらせるから大丈夫(笑)
これからよろしくね、A。"


シルクからのAはまだ慣れなくて、どくんと心臓が鳴る。呼び捨てでいいよと言ったときから何度か呼ばれる度くすぐったい気持ちになった。



…なんて返そう。
続けるのも変だし、そのまま返事しないのも失礼だし。


悩んだ末、スタンプだけ返した。

また何かあるまでは多分連絡は来ないだろうな、そう思い寝床についた。

しかし翌朝起きると、

"おはよう。" とメッセージが入っていた。



…え、何これどうするべき?
困惑する頭とは比例せず、顔が緩むのを感じる。

送られてきた時間を見ると5時。

いや、早過ぎじゃない?少なくとも昨日返事が来たのは夜の1時ぐらい。むしろ寝てないんじゃないか。


ってそんなツッコミしてる場合じゃない。

おはようだけ返していいのかな?
何か会話続けるべき?



部屋をぐるぐると回りながら考えててみたものの、答えは出なくて。

結局当たり障りがなく、可愛げもない返事をして急いで会社に向かった。



"おはよう!早起きだね(笑) お仕事おつかれさまです"

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途切れると思った会話は、それから今日まで何となく続いていた。

私の好きなものや仕事の話から、シルクのペットたちの話、撮影のときの面白かった出来事など、何気無い会話。


どんな内容でも興味を持ってくれてるのが分かるから楽しい。


言葉だけじゃなく、動画のためだけじゃなく、1人の友達として関わってくれてることに胸が熱くなる。


夜、ふとLINEを見るとシルクから返信が来ていた。


"そういえば、次っていつ来れる?"


予定を詰めるようなタイプではないので休日は基本空いている。

"土日なら基本大丈夫だよ"


そう返すと、

"じゃあ次の土曜日さっそく手伝い頼みたい"

と返事がくる。

二つ返事で引き受けると

ちゃんと意見を言えるように、と過去の動画を見始めた。




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設定タグ:Fischer's , シルクロード , フィッシャーズ   
作品ジャンル:恋愛
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みーみ。(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!嬉しいです! (2022年9月12日 1時) (レス) id: c7074f5561 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - これからも更新頑張って下さい!応援してます!! (2022年9月11日 10時) (レス) @page15 id: d503357f65 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みーみ。 | 作成日時:2022年9月6日 21時

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