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シルク「んで、今に至る。」
マサイ「と言う訳です」
いや、と言う訳ですって自信満々に言われても。
だけど、
A「はぁ…何か頭追いつかないですけど、私なんかが力になるなら、あの、はい。」
ンダホ「OKってこと?やったー!」
あいりの旦那さんに言われて断れるハズがないよね。
シルク「ありがとう。今後のピエロたちの活躍のためによろしくお願いします!」
A「あっ、ピエロはもう忘れてくださいよ…!」
空気が一瞬で和んだ。
ンダホ「Aちゃん、敬語完全に戻っちゃったね(笑)」
…忘れてた。
同い年で敬語なのが居心地が良くないのか結構な頻度で指摘される。
A「慣れてくね(笑)」
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A「でも具体的に何すればいいの?」
シルク「んー、今日はそうだな、とりあえず親睦会にしよう!
初対面も居るし、まだ意見言うには躊躇するだろうし」
それで大丈夫?
丁寧に全員に確認していく。
さすがリーダーだなあ。
みんなに続いて頷くと、
シルク「じゃあパーティの準備だぁぁぁ!」
おちゃらけて大声を発する彼を合図に
メンバーがさらに奇声に似た声をあげ叫ぶ。
目の前の光景が動画と同じで思わず笑みが溢れた。
早速分担して準備に取り掛かる。
ンダホくんとザカオくんは家族を連れてくるため一旦家に戻った。
シルク「まあ料理はツマホとゆ〜ちゃんが作ってくれるみたいだから、お酒とかツマミの買い出し行くか。」
モトキ「俺たち行ってくるから、Aちゃんはゆっくりしててね」
A「えっ、いや私も行きます…じゃなくて行くよ?」
モトキ「今日はお客さんだから!」
A「あ、じゃあえっと、お願いします。」
うんうんと小刻みに首を揺らすと
モトキ「マサイん家だし、帰宅組がいつ戻るか分からないからマサイは残ったほうがいいな。俺とシルクとダーマで買い出しだな、いいよね?」
モトキくんがテキパキと話を進めて行く。
シルク「あー…、まあうん、そう、だな。」
シルクくんが曖昧な返事をしたことに若干違和感を感じたが、すぐ普段の表情に戻ると
シルク「おい、早く行くぞ」と
面倒くさそうなダーマくんを無理やり引っ張ってく。
気のせいか。
3人を見送ると、私はマサイくんとソファに腰を下ろした。
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みーみ。(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!嬉しいです! (2022年9月12日 1時) (レス) id: c7074f5561 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - これからも更新頑張って下さい!応援してます!! (2022年9月11日 10時) (レス) @page15 id: d503357f65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みーみ。 | 作成日時:2022年9月6日 21時