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「〜〜〜ッね。 約束だよ!」
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ピピピッ‼︎
頭の中で嬉しそうな元気な声とうるさい目覚まし時計の音で目が覚める。
ベッドの上にグッと手を伸ばし甲高い声を上げるそいつを素早く止めると一気に静かになり、秒針の音だけが寂しそうに響いた。
A 「…またこの夢。」
ベッドの上に座りボーッとする。
最近子供の頃の夢を見る。誰かと話している夢。
いつも同じ場面で、相手の顔も話の内容も思い出せないが、
起きると毎度感慨深い気持ちになる。
A 「…………あッ、やばい準備しないとッ‼︎」
気付くとさっきまで12の文字を指していた長針が3の文字まで進んでいた。
A 「15分も何やってんのもう…」
マイペース過ぎる自分の性格に飽き飽きする。
今日は学生時代からの親友の家でランチをする日だ。
その子が最近子供が生まれたこともあり中々会えなかったが、少し落ち着いたみたいで家に招いてくれた。
最近買ったお気に入りの服に袖を通すと、分かりやすくテンションが上がる。
サッと化粧を済ませ、急いで家を出た。
この日から大きく世界が変わるなんて。
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みーみ。(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!嬉しいです! (2022年9月12日 1時) (レス) id: c7074f5561 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - これからも更新頑張って下さい!応援してます!! (2022年9月11日 10時) (レス) @page15 id: d503357f65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みーみ。 | 作成日時:2022年9月6日 21時