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シルク「…あとは?(笑)」
ザカオ「凄え求めんじゃん(笑)」
A「あ、っとは、そうだな。自分を信じる力を学べた、かな。」
5人「……。」
A「今までに辛さとか体験してきたと思うし、私には計り知れないけど、その時その時で、当時の自分を信じてきたから今努力を形に変えられてるんだなって思うよ。」
モトキ「…俺は、自分というよりメンバーを信じてきたって感じかな。」
A「そうなんだと思うんだけど、メンバーを信じるっていう選択肢を選んだのは各々自身なわけで。なんて言ったらいいかな。んー…、と、結局物心ついたときから今この瞬間までの人生は他人が決めた選択なんて一つもないと私は思ってる。
例えば、学校に行く行かないとかも、強制的に行かせられたところで、サボる選択肢もあるわけだし。
メンバーを信じて一緒にやっていく自分をみんなは信じたんじゃないかなって。それって凄いなって。」
言いたい想いはたくさんあるのに上手く言葉にできないことが歯がゆい。
…あれ、今もしかしてモトキに論詰めした?
A「わっ、あの、モトキに反論したかったわけじゃないよ…?嫌味とかじゃなくて、あの、」
何も発してないモトキくんに弁明する。
モトキ「いやいや、そんなこと思ってないよ(笑) 言葉が出なかっただけ。俺Aちゃんの考え方凄い好きだよ。」
モトキの言葉で速くなってた鼓動が落ち着いていく。
シルク「やっぱ凄えな何か。どんどん心見透かされてる感じ。あ、いい意味ね?」
んー、それいい意味じゃなくない?
そう思ったが、シルクのワクワクしたような表情を見て、ツッコミは胸の奥にしまった。
シルク「じゃあ、次ね。この前ちょっと聞いたときカードとかボードゲームとかで遊んでる動画好きって言ってたけど、視聴者側からすると大型企画とかはどう思う?」
また、難しい質問だなあ。
A「んと、視聴者さんの反応からすると、スケールと比較してワクワクも上がる人と、逆に大き過ぎてみんなが遠い存在に感じて寂しいって人と半々くらいかな。」
マサイ「あれ遠く感じるのか。」
まあ気持ちは分かるけどね。
シルク「Aは?どっち派?」
鋭い目が私を捉えた。
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みーみ。(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!嬉しいです! (2022年9月12日 1時) (レス) id: c7074f5561 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - これからも更新頑張って下さい!応援してます!! (2022年9月11日 10時) (レス) @page15 id: d503357f65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みーみ。 | 作成日時:2022年9月6日 21時