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35Fr ページ37





ナギが「絶対部員ゲットするよ!!」と宣言してからはや
一週間

漸く進展があったらしい

そして今居るのが……

真「でも、何でグランド?」

です。

渚「絶対イチオシなのっ!!いいから来てきて!!」


グイグイとハルを引っ張って(引き摺って?)いく

辿り着いたのは陸上部

唯「……ナギ?部活入ってる人勧誘したら駄目だろ」


渚「でもね!凄いんだよ!!」

遥「中学の時水泳部だったとか?」

江「それで、凄い記録持ってるとか?」


ハルと江が互いに顔を見合わせている
それは僕も気になる……


渚「名前だよ!な・ま・えっ!!竜ヶ崎怜ちゃんっていうんだー」


あぁ……。成程


渚「同じなんだよ!僕達と。男なのに女みたいな名前!!」

真「そこぉ!?」


竜ヶ崎怜、かぁ……

ナギ達から目を離しグランドへ目を向ける

あの子かな……?


棒高跳びの棒を持ってチラチラ此方を窺っている



紫っぽい色の髪に理性的な瞳が特徴だ

……この時、江が「上腕二頭筋も素敵……!」とか聞こえたのは僕が疲れているからだと信じt

真「だからそこっ!?」


……現実だったみたいだ


遥「次、跳ぶみたいだぞ」


ハルの言葉通り、棒を構える竜ヶ崎君


怜「……バーの高さ……重力Gとした時……入射角度は」


僕の耳に入ってきたのは何事かを計算している竜ヶ崎君の声だった


そして走り出す
























渚「わぁっ……!」

唯「なかなか良い……」

真「凄い綺麗に跳ぶねー!!」

遥「凄いな」

江「はいっ!三角筋も素敵です!」


……最後おかしくないか?


怜「……角度誤差は……」

ふ〜ん。反省はすぐやる派か……



真「あれなら飛び込みも綺麗そうだね」
遥「あぁ」


弾んだ声で話すマコと興味津々といった感じのハル

ナギがやたら静か……


と、思ったら一点を見つめたまま動いてなかった

表情を見る限り輝いているので純粋に見とれててるだけだろう


…………部員ゲット確定、かな?


____この日から竜ヶ崎君への勧誘がしつこくなったのは言うまでも無いだろう

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みゃあ(プロフ) - あかりんごさん» そう言ってもらえて嬉しいです。ありがとうございます<(_ _*)> (2014年8月27日 17時) (レス) id: 1b9d36b128 (このIDを非表示/違反報告)
あかりんご - おもしろすぎww (2014年8月27日 15時) (レス) id: b1a693c859 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゃあ | 作成日時:2013年10月16日 0時

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