君の◯はネタ結構多いけど別に好きってわけじゃ（（ ページ24
.
『本当のことしか言わないから、よく聞いててね』
どんな嘘も通用しないと思い、私が別世界から来たこと、気づいたら"私"のベッドの上にいたことを話した。
「別世界？」
『うん。…まぁそこらへんの理屈は分からなすぎるんで深く考えない方がいいと思われます』
「いや考えるよ、俺の妹はどうなったの？」
『………』
やっぱなぁ……そう思うよなぁ。
"私"の中に私が入っているとすれば、
"私"は私の中に入っていると考える。普通は。
でも普通じゃないんだ。
"私"自体が、この世界のイレギュラーなのだから。
私がここにいるのは"私"に転生したからなのだろうけど、"私"がイレギュラーだとすればこの現象は所謂"トリップ"だ。
つまり、"私"の存在はもう。
『消え去った』
「…………は？」
イルミの殺気が、一気に私に向けられる。
うっ、苦しい(棒)←
「…ねえ、それは君が死ねば解決する話？」
『言っちゃうと、
"私"の存在は最初から無かったんだよ
こっちの世界じゃーね。
でも私がこの世界に来た事によって、なんらかの歪みが生じて"ゾルディック家長女"が形成されたんだと思う』
「何？じゃあAの存在自体が嘘だって言いたいわけ？」
.
……分かるよ
大事な家族を何者かに奪われてしまう
それがどれだけ辛いことかってくらい、私にも…
『……大丈夫
私が必ず、解決策を見つける』
キルアも本当は寂しいんだろうな。
大事な姉がいなくなって。
…私も、絶望した。
だから"アイツ"が私達にしたのと同じことを、
私が他の誰かにするなんて絶対に嫌だ。
……もうこっちの世界で何人かは殺しちゃったけどさ。
.
一番、平和的に解決する方法はもう分かっている。
"私"の存在が無いんじゃ仕方ない。
私の居場所がまた無くなってしまうけれど、これしかないんだ。
十分楽しんだじゃん、私は。
だから次は"私"として、この世界を生き抜いてみせよう。
.
.
『絶対に、Aは返すよ』
なんかシリアスっぽくなってる＿＿＿＿＿！！→←わあ！なんだか三次試験を思い出すね！！
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しゃーぺん@彩(プロフ) - みだきーさん» 完了致しました！ (2019年12月5日 21時) (
レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
みだきー - 出来たら報告お願いします。ごめんなさい何から何まで、、、 (2019年12月5日 20時) (レス) id: 0fe45877da (このIDを非表示/違反報告)
みだきー - ありがとうございます！ (2019年12月5日 20時) (レス) id: 0fe45877da (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - みだきーさん» そのお言葉、とても嬉しいです！では、短編集の方に載せておきますね！私、読者様の為ならいつでもここへ飛んできますので、また何かありましたら気軽にお申し付けください！ (2019年12月5日 18時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
みだきー - すごくおもしろいです！前作とはまた雰囲気が違いますね！お願いがあるんですが、プライベートが大変なのは分かっていますが、幸福と不幸のアッチ系の短編集にとべるようまたしていただけないでしょうか？ (2019年12月5日 17時) (レス) id: 0fe45877da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年10月15日 7時
