私、人気アイドルのマネージャー始めました。

41話　発覚 ページ45

urt side

間違いない。
あれはcohaだ。

髪色は違ったけど。
絶対あの時俺にファンサをくれたcohaだ。

はぐらかしていたのを見て、話を逸した…が、何か隠したい過去でもあるんだろうか。

「調べるか。プレイガールズプリンセスについて…」


そう呟いて、俺は水とお粥を用意した。





*･゜ﾟ･*:.｡..｡.: *･゜ﾟ･* :.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*



「…いらないって言ったじゃないですか…」
「それでも食べておけ。」

水は飲んだ。
でも、お粥は食べる気になれないようで…

「嫌です…」

顔を背けて、見もしない。

生憎俺には食べさせてあげる…などという優しい王子様のようなことはできない。

「…はぁ、じゃ、俺仕事に行くから。
俺が帰ってくるときにはちゃんと食い終わってろよ？」

頭を自然に撫でて、そこから出て行く。
胡珀の顔が少し赤く見えたのは気のせいだ。

「っ、やべ。」

いつもの握手会の癖が出てしまって、頭を撫でてしまった。

「はぁ〜…意味わかんね〜…俺。」

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