私とあなた。 (ページ39)

今日:12 hit、昨日:18 hit、合計:166,812 hit

36 ページ39

貴方side

インターンの後半からはようやく先輩たちにも評価され、これは就職活動に有利になるのではないかと感じていた。

そしてようやく最終日。

今日は待ちに待ったふっかさんとのご飯の日。

向こうも約束の時間までは仕事があるみたいなので、
のんびり、仲良くなったインターン生たちと新幹線に。

理系の研究室だったため、やはり男子ばかり。
紅一点っていうこともあり、みんなすごく優しくしてくれた。

男子A「東京着いたら、飲みに行かない？お疲れ様会。
Aちゃんも来てよ。その方が野郎臭くなくて楽しいし。」

男子B「まじで来て！もう会えないだろうし」

貴方「あ、ごめん、ご飯の約束、別の人とあって。」

男子A「え、何、彼氏？彼氏いないって言ってたじゃん(笑)」

男子C「まぁしょうがないね」

貴方「ごめんね」

申し訳ないが、私には全然時間がない！
ふっかさんと比べたら、顔のデカさはふっかさんが勝つけど(うるせえな！ by.ふっか)
インターン生よりもふっかさんに会いたい。

-----ブルブル

男子A「ずっと携帯鳴ってるけど。大丈夫？」

着信＞＞＞＞＞＞＞ふっかさん

貴方「！？デッキに行ってくる」

え、なになに、急に何！？
キャンセルとか…？

貴方「もしもし？どうしたんですか？」

ふっか「あ、もしもしぃ？
今どこにいる？」

貴方「新幹線で、静岡辺りを走ってます」

深澤「あ、じゃああと1時間くらいだね。
俺、もう仕事終わったんだ。
迎えに行くよ。
お店ももう予約したから一緒に行こう。」

貴方「え、大丈夫です、大丈夫です！
お店に直接行きます。
人も多いし、ふっかさんバレちゃいますよ。」

深澤「いいよ、行く。品川で降りて。」

貴方「わかりました。着いたら連絡しますね」

え、急に迎え！？
超スーツなんですけど…
着替えたかったな。
あ、でもスーツの方がマネージャーっぽくて逆にいいかな？笑

早く会えることに私はすごいドキドキしはじめた。